セキュリティで保護されたサービスへの接続

セキュリティで保護されたサービスに接続する場合、認証情報を入力する必要があります。1 つの Web マップまたはアプリケーションに、セキュリティで保護されたサービスが複数存在する場合、その Web マップまたはアプリケーションに接続しているユーザは、すべてのサービスに対して認証情報を入力する必要があります。これを避けるために、セキュリティで保護された各サービスの認証情報を格納するサービス アイテムを作成し、組織内の特定のグループに対して、サービス アイテムへのアクセス権限を付与できます。これらのサービス アイテムは、Web マップおよびアプリケーション内で使用できます。

認証情報を格納するサービス アイテムの作成

手順:
  1. ポータルにサイン インします。
  2. [マイ コンテンツ] を開き、[アイテムの追加] をクリックします。

    [アイテムの追加] ウィンドウが開きます。

  3. [アイテムの場所] から、[Web] を選択します。
  4. アイテム タイプとして [ArcGIS Server Web サービス] を選択します。
  5. [URL] フィールドに、セキュリティで保護されたサービスの REST URL を入力します。

    サービスがセキュリティで保護されている場合、URL の下に [セキュリティで保護されたサービスが検出されました。] というテキストが表示されます。

  6. サービスへのアクセス権限を持つアカウントのユーザ名とパスワードを入力します。
  7. [認証情報をサービス アイテムに格納し、認証のための入力を要求しない] をオンにします。
  8. サービスのタイトルが、サービスの名前で自動的に入力されます。
  9. アイテムのタグを入力または選択します。
  10. [アイテムの追加] をクリックします。

プロキシ サービスを、アイテムとして [マイ コンテンツ] に追加します。

Web マップまたはアプリケーションで使用するセキュリティで保護されたサービスごとに、これらの手順を繰り返します。

グループでのサービスの共有

前述したように、サービス アイテムをグループで共有し、セキュリティで保護されたサービスへのアクセスを許可した組織のメンバーのみが、そのグループのメンバーになれるようにする場合、グループを作成する必要があります。

手順:
  1. [マイ コンテンツ] で、セキュリティで保護されたサービス アイテムのタイトルの横にあるチェックボックスをオンにします。
  2. [共有] をクリックします。

    [共有] ウィンドウが開きます。

  3. サービス アイテムを共有するグループの横にあるチェックボックスをオンにし、[OK] をクリックします。

    サービスが [グループ] で共有されていることが、[マイ コンテンツ] に示されます。

セキュリティで保護されたサービスを含むマップ内でのサービス アイテムの REST URL の使用

セキュリティで保護された複数のサービスが Web マップに含まれている場合、Web マップに接続しているユーザがすべてのサービスの接続で認証情報を入力しなくてすむように、セキュリティで保護されたサービスの URL の代わりに、サービス アイテムの REST URL を使用します。

5/10/2014