ファイルからの GeoEvent のシミュレーション

前提条件:

このタスクを実行するには、[TCP ソケットからテキストを受信(Receive text from a TCP socket)] 入力コネクタを使用して構成された入力が必要です。シミュレーションのソース データとして使用するために、GeoEvent が格納された CSV 形式のテキスト ファイルも必要となります。

GeoEvent Simulator では、CSV テキスト ファイルをデータ ソースとして使用して、GeoEvent Processor への GeoEvent のストリームをシミュレートできます。

手順:
  1. Windows の [スタート] メニューから GeoEvent Simulator を開きます。
  2. GeoEvent Simulator の左上隅にあるドロップダウン リストから [ファイル(File)] を選択します。
  3. ドロップダウン リストの横のテキスト ボックスの右にある [ファイルの読み込み(Load File)] ボタンをクリックし、[ファイルから読み込み(Load From File)] ダイアログ ボックスを開きます。
  4. [ファイル(File)] テキスト ボックスの横のボタンをクリックし、GeoEvent をシミュレートするための入力 CSV テキスト ファイルの場所を参照します。[開く(Open)] をクリックしてファイルを開きます。

    ファイルの内容のプレビューが、[イベントのプレビュー(Preview Events)] リスト ボックスに表示されます。

  5. [時間フィールド #(Time Field #)] ピッカーで、時間データの値が格納された適切なフィールドの番号を選択します。フィールドのデータ値のプレビューを使用して、適切なフィールドを選択できます。

    テキスト シミュレーション ファイルの最初の 1 行または数行をスキップする場合、[最初の X 行をスキップ(Skip the First X Lines)] をオンにすることもできます。これは、テキスト ファイルの最初の行にフィールド ヘッダーが含まれている場合に役立ちます。

  6. [読み込み(Load)] をクリックして、テキスト ファイルを GeoEvent Simulator に読み込みます。

    これで、ダイアログ ボックスの上部のテキスト ボックスに、シミュレーション ファイルの場所が入力されます。

  7. [サーバ(Server)] テキスト ボックスに、GeoEvent Processor が動作しているサーバの名前を入力します。2 番目のテキスト ボックスに、GeoEvent をテキストとして受け取るように構成した、入力で使用するポート番号を入力します。
  8. 右にある [接続(Connect)] ボタンをクリックして、入力に接続します。ボタンは現在の状態を表し、最初は切断アイコンが表示されます。

    GeoEvent Simulator が正常に入力に接続されると、このボタンのアイコンが変わります。

  9. デフォルトのプレイバック レートは 1 秒間(1,000 ミリ秒)に 1 GeoEvent ですが、この値は変更できます。値を変更するには、一度に送信する GeoEvent の数を [メッセージ/(Messages Per)] ラベルの左側に入力し、送信する間隔を [メッセージ/(Messages Per)] ラベルの右側に(ミリ秒単位で)入力します。

    また、[実レート(Real Rate)] オプションを使用することもできます。このオプションは、未加工データで表される実際の GeoEvent の間隔を使用して、GeoEvent のプレイバックをシミュレートします。

  10. [再生(Play)] をクリックして、入力への GeoEvent のシミュレートを開始します。[再生(Play)] をクリックすると、ボタンのアイコンが [停止(Pause)] に切り替わります。

    [停止(Pause)] をクリックすると、プレイバックをいつでも停止できます。[1 つずつ送信(Step Forward)] ボタンをクリックして、GeoEvent を 1 つずつ送信することもできます。

6/13/2014