ArcGIS for Desktop でのデフォルトのサービス定義ステージング フォルダの変更

ArcGIS for Desktop を使用してサービスを公開するときに、サービス定義ファイルが作成されローカルのディスク上のステージング フォルダに一時的に保存されます。公開中に、サービス定義ファイルは ArcGIS Server にコピーされます。公開プロセスが完了すると、サービス定義ファイルは ArcGIS Server とステージング フォルダの両方から削除されます。

公開が失敗するか、公開をキャンセルした場合は、ステージング フォルダのドラフト サービス定義ファイルを維持するかどうかを選択できます。ドラフト サービスを保存すると、ドラフト サービス定義ファイルがステージング フォルダに作成されます。

デフォルトのステージングの場所は Windows ユーザ プロファイル内の一時フォルダ（C:\Users\<ユーザ名>\AppData\Local\ESRI\Desktop<バージョン番号>\Staging）です。このディレクトリに移動すると、ドラフト サービス定義ファイルとともに、ArcGIS Server への接続が表示されます。

ArcMap または ArcGlobe でデフォルトのステージングの場所を変更すること、または、ArcGIS Server への接続を使用してその場所を無効にすることができます。デフォルトのステージングの場所を変更するには、次のセクションの手順に従います。

ArcMap または ArcGlobe での変更:

手順:

1. メイン メニューから、[カスタマイズ] → [ArcMap オプション]（ArcMap の場合）または→ [ArcGlobe オプション]（ArcGlobe の場合）の順に選択します。
2. [オプション] ダイアログ ボックスで、[共有] タブをクリックします。
3. 予定している公開のステージングの場所を参照します。
4. [OK] をクリックします。

ArcGIS Server への接続での変更:

注意:

以下の手順を実行するには、管理者接続または公開者接続で接続している必要があります。ユーザ接続では十分ではありません。接続のタイプについては、「ArcGIS for Desktop での ArcGIS Server への接続について」をご参照ください。

手順:

1. ArcCatalog またはカタログ ウィンドウで、[GIS Servers] ノードを展開します。
2. ArcGIS Server への接続を右クリックし、[プロパティ] を選択します。
3. [ArcGIS Desktop のステージング フォルダを使用する] をオフにして、予定しているステージングの場所を参照します。
4. [OK] をクリックします。