ArcGIS GeoEvent Processor の新機能
ArcGIS GeoEvent Processor for Server では、いくつかの機能拡張と品質改善が図られています。
10.2.2 での新機能
GeoEvent Processor Manager
- フィルタ/インシデント ディテクタ条件ビルダの [編集]/[更新] ボタンが削除されました。
- TRACK_ID という名前を付けるフィールドを特定する方法を標準化することによって、GeoEvent 定義のインポート ワークフローが改善されました。
プロセッサ
- フィールド演算プロセッサが、文字列関数をサポートするように拡張されました。詳細については、ヘルプ ドキュメントをご参照ください。
結合子
- 電子メールの送信、テキスト メッセージの送信などの出力コネクタで、GeoEvent 値の文字列を from、to、cc、bcc などのプロパティに 代入できるようになりました。
データ ストア
- HTTP 経由でプライベート ArcGIS Server またはポータルに接続する際のプロキシ サーバのサポートが追加されました。
10.2.1 の新機能
GeoEvent Processor Manager
- GeoEvent サービスの作成、編集、および公開を GeoEvent Processor Manager から直接実行できるようになりました。
- [監視] ページから GeoEvent サービス、入力コネクタ、および出力コネクタに直接リンクできるようになりました。
- アダプタとトランスポートで相互に依存しているプロパティ(依存関係間の依存など)がサポートされるようになりました。
- ArcGIS Server 接続を使用して、Portal for ArcGIS でホストされているマップ サービスやフィーチャ サービスに接続できるようになりました。
- これまでは Google Chrome ブラウザ バージョン 29.0.1547.57m で開始すると、GeoEvent 定義ページとログ ページが空の状態で表示されました。これらのページが正しく表示されるようになりました。
プロセッサ
- 新規に導入されたトラック ギャップ ディテクタ プロセッサでは、あらかじめ決められた秒数以内に GeoEvent Processor がトラックからイベントを受信しなかったかどうかが検出されます。
- インシデント ディテクタ プロセッサの改善点は次のとおりです。ジオメトリのない GeoEvent を処理できるようになりました。
- インシデントの有効期限が切れると、インシデント ディテクタ プロセッサ ノードからの GeoEvent が反映されます。
- これで、ジオメトリのない GeoEvent を処理できるようになりました。
GeoEvent Processor ソフトウェア開発キット
- AGSConnection と FolderDatastore に対応できるようになりました。
5/20/2014