サービスからの GeoEvent のシミュレート

前提条件:

このタスクを実行するには、[TCP ソケットからテキストを受信(Receive text from a TCP socket)] 入力コネクタを使用して構成された入力が必要です。シミュレーションのソース データとして提供されるフィーチャ レイヤも必要となります。このタスクを実行する前に、フィーチャ レイヤから対応する GeoEvent Definition をインポートする必要があります。

GeoEvent Simulator では、フィーチャ レイヤをデータ ソースとして使用して、GeoEvent Processor への GeoEvent のストリームをシミュレートできます。

手順:
  1. Windows の [スタート] メニューから GeoEvent Simulator を開きます。
  2. GeoEvent Simulator の左上隅にあるドロップダウン リストから [レイヤ(Layer)] を選択します。
  3. ドロップダウンの隣のテキスト ボックスの右にある [レイヤの読み込み(Load Layer)] ボタンをクリックし、[レイヤから読み込み(Load From Layer)] ダイアログ ボックスを開きます。
  4. [レイヤ(Layer)] テキスト ボックスの横にあるボタンをクリックし、[レイヤの選択(Select Layer)] ダイアログ ボックスを開きます。
  5. [接続(Connection)] セクションに、シミュレートするレイヤが含まれる ArcGIS Server(または ArcGIS Online アカウント)に接続するための情報と資格情報を入力します。
  6. [接続(Connect)] をクリックして ArcGIS Server に接続します。
  7. [レイヤの参照(Browse to Layer)] ボタンをクリックします。

    [カスタム レイヤ(Custom Layer)] オプションは、上級ユーザのみが使用してください。シミュレートするレイヤを指定する完全な URL があらかじめわかっている場合は、[カスタム レイヤ(Custom Layer)] セクションの [URL] テキスト ボックスに入力して、次の手順を省略できます。

  8. [フォルダ(Folder)][サービス(Service)]、および [レイヤ(Layer)] のドロップダウン リストで適切な項目を選択し、シミュレートするレイヤを選択します。
  9. [OK] をクリックしてレイヤを選択します。

    [レイヤから読み込み(Load From Layer)] ダイアログ ボックスの [レイヤ(Layer)] テキスト ボックスに、シミュレーション ファイルの場所が設定されます。

  10. 続いて、GeoEvent Processor に接続して、シミュレートされたデータの解釈に使用する GeoEvent 定義を選択する必要があります。[GeoEvent 定義(GeoEvent Definition)] ドロップダウン リストの横にあるボタンをクリックし、[GeoEvent Processor] ダイアログ ボックスを開きます。
  11. サーバ名とポートを入力して GeoEvent Processor に接続し、[OK] をクリックします。通常のポート番号は 6143 です。

    [GeoEvent 定義(GeoEvent Definition)] ドロップダウン リストに、GeoEvent Processor から入手可能な GeoEvent 定義がすべて表示されるようになります。

  12. [GeoEvent 定義(GeoEvent Definition)] ドロップダウン リストで、シミュレートされたフィーチャの解釈に使用する GeoEvent 定義(GeoEvent Definition)を選択します。
  13. [読み込み(Load)] をクリックして、フィーチャ レイヤを GeoEvent Simulator に読み込みます。

    ダイアログ ボックスの上部にあるテキスト ボックスに、フィーチャ レイヤの場所が設定されます。

  14. [サーバ(Server)] テキスト ボックスに、GeoEvent Processor が動作しているサーバの名前を入力します。2 番目のテキスト ボックスに、GeoEvent をテキストとして受け取るように構成した、入力で使用するポート番号を入力します。
  15. 右にある [接続(Connect)] ボタンをクリックして、入力に接続します。ボタンは現在の状態を表し、最初は切断アイコンが表示されます。

    GeoEvent Simulator が正常に入力に接続されると、このボタンのアイコンが変わります。

  16. デフォルトの再生速度は 1 秒間(1,000 ミリ秒間)に 1 つの GeoEvent です。デフォルト値を変更するには、1 バーストにつき送信する GeoEvent の数を [メッセージ/(Messages Per)] ラベルの左側に入力し、バースト間の時間間隔(ミリ秒)を [メッセージ/(Messages Per)] ラベルの右側に設定します。

    また、[実レート(Real Rate)] を使用するように選択することもできます。このオプションは、未加工データで表される実際の GeoEvent の間隔を使用して、GeoEvent のプレイバックをシミュレートします。

  17. [再生(Play)] をクリックして、入力への GeoEvent のシミュレートを開始します。[再生(Play)] をクリックすると、ボタンのアイコンが [停止(Pause)] に切り替わります。

    [停止(Pause)] をクリックすると、プレイバックをいつでも停止できます。[1 つずつ送信(Step Forward)] ボタンをクリックすると、GeoEvent を一度に 1 つずつ送信して、シミュレーションを 1 ステップずつ実行することもできます。

5/20/2014