サービスからの GeoEvent のシミュレート
このタスクを実行するには、[TCP ソケットからテキストを受信(Receive text from a TCP socket)] 入力コネクタを使用して構成された入力が必要です。シミュレーションのソース データとして提供されるフィーチャ レイヤも必要となります。このタスクを実行する前に、フィーチャ レイヤから対応する GeoEvent Definition をインポートする必要があります。
GeoEvent Simulator では、フィーチャ レイヤをデータ ソースとして使用して、GeoEvent Processor への GeoEvent のストリームをシミュレートできます。
- Windows の [スタート] メニューから GeoEvent Simulator を開きます。
- GeoEvent Simulator の左上隅にあるドロップダウン リストから [レイヤ(Layer)] を選択します。
- ドロップダウンの隣のテキスト ボックスの右にある [レイヤの読み込み(Load Layer)] ボタンをクリックし、[レイヤから読み込み(Load From Layer)] ダイアログ ボックスを開きます。
- [レイヤ(Layer)] テキスト ボックスの横にあるボタンをクリックし、[レイヤの選択(Select Layer)] ダイアログ ボックスを開きます。
- [接続(Connection)] セクションに、シミュレートするレイヤが含まれる ArcGIS Server(または ArcGIS Online アカウント)に接続するための情報と資格情報を入力します。
- [接続(Connect)] をクリックして ArcGIS Server に接続します。
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[レイヤの参照(Browse to Layer)] ボタンをクリックします。
[カスタム レイヤ(Custom Layer)] オプションは、上級ユーザのみが使用してください。シミュレートするレイヤを指定する完全な URL があらかじめわかっている場合は、[カスタム レイヤ(Custom Layer)] セクションの [URL] テキスト ボックスに入力して、次の手順を省略できます。
- [フォルダ(Folder)]、[サービス(Service)]、および [レイヤ(Layer)] のドロップダウン リストで適切な項目を選択し、シミュレートするレイヤを選択します。
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[OK] をクリックしてレイヤを選択します。
[レイヤから読み込み(Load From Layer)] ダイアログ ボックスの [レイヤ(Layer)] テキスト ボックスに、シミュレーション ファイルの場所が設定されます。
- 続いて、GeoEvent Processor に接続して、シミュレートされたデータの解釈に使用する GeoEvent 定義を選択する必要があります。[GeoEvent 定義(GeoEvent Definition)] ドロップダウン リストの横にあるボタンをクリックし、[GeoEvent Processor] ダイアログ ボックスを開きます。
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サーバ名とポートを入力して GeoEvent Processor に接続し、[OK] をクリックします。通常のポート番号は 6143 です。
[GeoEvent 定義(GeoEvent Definition)] ドロップダウン リストに、GeoEvent Processor から入手可能な GeoEvent 定義がすべて表示されるようになります。
- [GeoEvent 定義(GeoEvent Definition)] ドロップダウン リストで、シミュレートされたフィーチャの解釈に使用する GeoEvent 定義(GeoEvent Definition)を選択します。
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[読み込み(Load)] をクリックして、フィーチャ レイヤを GeoEvent Simulator に読み込みます。
ダイアログ ボックスの上部にあるテキスト ボックスに、フィーチャ レイヤの場所が設定されます。
- [サーバ(Server)] テキスト ボックスに、GeoEvent Processor が動作しているサーバの名前を入力します。2 番目のテキスト ボックスに、GeoEvent をテキストとして受け取るように構成した、入力で使用するポート番号を入力します。
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右にある [接続(Connect)] ボタンをクリックして、入力に接続します。ボタンは現在の状態を表し、最初は切断アイコンが表示されます。
GeoEvent Simulator が正常に入力に接続されると、このボタンのアイコンが変わります。
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デフォルトの再生速度は 1 秒間(1,000 ミリ秒間)に 1 つの GeoEvent です。デフォルト値を変更するには、1 バーストにつき送信する GeoEvent の数を [メッセージ/(Messages Per)] ラベルの左側に入力し、バースト間の時間間隔(ミリ秒)を [メッセージ/(Messages Per)] ラベルの右側に設定します。
また、[実レート(Real Rate)] を使用するように選択することもできます。このオプションは、未加工データで表される実際の GeoEvent の間隔を使用して、GeoEvent のプレイバックをシミュレートします。
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[再生(Play)] をクリックして、入力への GeoEvent のシミュレートを開始します。[再生(Play)] をクリックすると、ボタンのアイコンが [停止(Pause)] に切り替わります。
[停止(Pause)] をクリックすると、プレイバックをいつでも停止できます。[1 つずつ送信(Step Forward)] ボタンをクリックすると、GeoEvent を一度に 1 つずつ送信して、シミュレーションを 1 ステップずつ実行することもできます。