10011: レイヤのデータ ソースはウェーブレット圧縮を使用しています
ウェーブレット圧縮(MrSID、JPEG 2000、ECW など)を使用しているラスタ レイヤがありますが、これがマップの描画パフォーマンスを低下させている可能性があります。
解決策
ArcMap のレイヤまたはベースマップ レイヤの描画パフォーマンスを確認します。公開する場合、[プレビュー] ウィンドウ上のサービスの描画パフォーマンスを確認します。
ベースマップ レイヤの操作の詳細またはサービスのプレビューの詳細
- 変更する必要がある場合は、ウェーブレット圧縮したラスタ データセットをより効率的な表示形式に変換します。詳細については、[ラスタのコピー(Copy_Raster)] ジオプロセシング ツールをご参照ください。
追加情報
ウェーブレット圧縮を使用していないラスタ レイヤは、データを表示するときに圧縮解除する必要がないため、描画パフォーマンスが高くなります。
MrSID、JPEG 2000、ER Mapper による ECW などのラスタ形式に使用されるウェーブレット圧縮は、描画前の解凍に時間がかかります。これらの形式は、格納効率は優れていますが、ウェーブレット圧縮されたデータを表示前に解凍するための計算量から、描画は遅くなります。多くの場合、他の圧縮オプションにすると、より大きな格納領域が必要になりますが、ArcGIS での圧縮解除と描画は高速になります。
Esri では、描画パフォーマンスを向上させるためにウェーブレット以外の圧縮を使用することをお勧めします。たとえば、TIFF や JPEG などの形式にすると、描画パフォーマンスが大幅に向上しますが、通常はウェーブレット圧縮よりも大きな格納領域が必要になります。
5/20/2014