アドインの編集

アドインの編集

機能の強化や新しい機能の追加のために、アドインの編集が必要となる場合があります。

このトピックでは、アドインの編集方法について説明します。

手順:
  1. 初期のアドイン プロジェクトが動作していることを確認します。

    アドイン プロジェクトをすでに作成済みであれば重複する部分もありますが、最初のバージョンから今回の更新までに時間が経過している場合は、実行する価値のある手順です。さらに、機能をテストして確認することで、変更を進める際の基点を確認することができます。この手順では次の内容に注意します。

    • アドインを使用する各ユーザと同じワークフローを使用して、コンピュータでアドインをテストします。
    • 変更をロールバックする必要がある場合は、既存のアドイン プロジェクトをバックアップします。
    • 現在のバージョンのアドインにエラーがある場合は、開発環境でエラーを再現できることを確認します。
      注意注意:

      バックアップを行う前にコードを修正しないでください。

  2. 機能の強化または新しい機能の追加を行います。

    アドイン プロジェクトのバックアップを作成したら、編集を開始できます。

    1. プロジェクト設定またはアドインの内容を編集します。
      • 設定(説明、画像、バージョンなど)の更新が必要な場合は、Python アドイン ウィザードを起動して、既存のプロジェクト フォルダを参照します(バックアップ プロジェクトを参照しないようにしてください)。
        注意注意:

        メッセージ ボックスに、既存の Python スクリプトのバックアップが保存され、変更を保存するときに新しいソース スクリプトが作成されることが表示されます。新しいアドイン タイプ(ボタンなど)が作成されたかどうかを知る方法がないため、バックアップ スクリプトが必要になります。

      • Python スクリプトを変更しない編集を行った場合は、新しく作成されたスクリプトを作業フォルダから削除して、バックアップ スクリプトを元の名前に戻します。
      • 新しいアドイン タイプを追加したかクラス名を変更した場合は、必要に応じて、バックアップ スクリプトのコードを新しく作成されたスクリプトにコピーします。
    2. Python スクリプトを編集します。
      • 既存のアドインを更新して機能を追加するだけの場合は、Python アドイン ウィザードを開く必要はありません。Python スクリプトを編集し、必要な変更を行って保存するだけでかまいません。
        注意注意:

        スクリプト内部のクラス名は変更しないでください。クラス名は config.xml ファイルで参照されています。スクリプト内の名前を変更した場合は、config.xml を更新する必要があります。

  3. 編集内容をテストします。

    編集が完了したら、共有する前にアドイン ファイルを再構築して、アドインをテストすることが重要です。詳細については、「アドインのテスト」をご参照ください。

  4. アドインを再共有します。

    アドインが正常に動作することをテストして確認したら、アドインを配備および共有する準備は完了です。詳細については、「アドインの共有とインストール」をご参照ください。

5/10/2014