データベースのデタッチ(Detach Database) (Production Mapping)
サマリ
SQL Server Express のジオデータベース(*.mdf)をデタッチします。
ジオデータベースに対するすべての参照がデータベース サーバから削除されます。この操作を実行しても、データ ファイル(*.mdf)は削除されません。デタッチしたデータ ファイルは、SQL Server Express の別のインスタンスにアタッチできます。
使用法
-
*.mdf ファイルおよびフルテキスト カタログは、ジオデータベースを最初に作成したディレクトリにあります。
デタッチしたジオデータベースを別のサーバにコピーする場合、*.ldf ファイルをコピーする必要はありません。[データベースのアタッチ(Attach Database)] ツールによって新しい *.ldf ファイルが作成されます。フルテキスト カタログはデータベース(*.mdf)と一緒にコピーする必要があります。SQL Server 2008 Express の場合、フルテキスト カタログは *.mdf ファイルに含まれています。フルテキスト カタログを正しく転送するには、ジオデータベースの移動先となるデータベース サーバを、SQL Server のフルテキスト検索を使えるようにセットアップしておく必要があります。
ジオデータベースが他のプロセスで使用されている間は、デタッチできません。
ジオデータベースのデタッチには、サーバ管理者の権限が必要です。
構文
DetachDatabase_production (workspace)
パラメータ | 説明 | データ タイプ |
workspace |
SQL Server Express のインスタンスからデタッチするジオデータベースです。 | Workspace |
コードのサンプル
DetachDatabase(データベースのデタッチ)の例(スタンドアロン スクリプト)
次のスタンドアロン スクリプトは、DetachDatabase(データベースのデタッチ)ツールの使用方法を示しています。
# Name: DetachDatabase_Example.py
# Description: Detaches a geodatabase (.mdf file) from an instance of SQL Server Express
# Requirements: Production Mapping extension
# import arcpy and checkout a Production Mapping license
import arcpy
arcpy.CheckOutExtension("foundation")
# local variable for the workspace parameter
gds_workspace = "Database Servers\\YOURSERVER_SQLEXPRESS.gds\\ProductLibrary (VERSION:DBO.DEFAULT)"
# detach the geodatabase from the SQL Server Express instance
arcpy.DetachDatabase_production(gds_workspace)
print "Script completed successfully."
# Check in the extension
arcpy.CheckInExtension("foundation")
関連トピック
ライセンス情報
ArcGIS for Desktop Basic: ×
ArcGIS for Desktop Standard: 次のものが必要 Production Mapping
ArcGIS for Desktop Advanced: 次のものが必要 Production Mapping
4/26/2014