パーセル編集ワークフロー
このトピックは、ArcGIS for Desktop Standard および ArcGIS for Desktop Advanced にのみ該当します。
Local Government 情報モデルをパーセル ファブリックで有効にすると、Local Government のパーセル保守の編集要件を反映したパーセル タイプ、属性、ドメインがパーセル ファブリック テーブルに追加されます。パーセル ファブリック レイヤは、Local Government 構成を使用して表示およびシンボル化されます。また、パーセル ファブリックは、効率のよい自動化されたパーセル編集ワークフローで使用できます。
パーセル編集ワークフローの使用
8 つのパーセル編集ワークフローを使用できます。それぞれのパーセル編集ワークフローについて、ワークフローの完了に必要な手動の手順を詳細に説明します。ワークフローを使用するには
- サンプル データを使用して手動の手順を実行します。
- サンプル データの [パーセル ワークフロー] ダイアログ ボックスに表示されている自動パーセル編集ワークフローを使用します。
パーセル編集ワークフローは、ArcGIS Resources Web サイトのTax Parcel Editing マップでダウンロードされるサンプル データセットを使用します。自動化されたワークフローをサンプル データで使用するには、[ParcelEditing] フィーチャ データセットのパーセル ファブリックの Local Government 情報モデルを有効化し、パーセル ファブリックを空のマップ ドキュメントにドラッグします。自動化されたパーセル編集ワークフローは、[パーセル ワークフロー] ウィンドウに表示されます。このウィンドウを開くには、[パーセル エディタ] ツールバーで [パーセル エディタ] → [パーセル ワークフロー] の順にクリックします。
次のパーセル編集ワークフローを使用できます。
- パーセルのマージ
課税パーセルのマージまたは統合のためのワークフロー。
- パーセルの分割: 交点と境界
交点と境界の説明を使用して課税パーセルを分割するためのワークフロー。
- パーセルの分割: エリア説明
エリア ベースの説明を使用して課税パーセルを分割するためのワークフロー。
- パーセルの分割: 親パーセル
分割ラインを作成して課税パーセルを分割するためのワークフロー。
- 新しい区画
新しい区画を作成するためのワークフロー。
- CAD からの新規の区画
CAD ラインから新しい区画を作成するためのワークフロー。
- ライン境界線の調整
課税パーセル境界ラインを調整するためのワークフロー。
- パーセルのコーナー位置の更新
パーセル境界およびポイントに、一時的で特定の空間的な更新を行うためのワークフロー。自動化されたワークフローとして使用することはできません。
自動パーセル編集ワークフローの設定
自動パーセル編集ワークフローの設定を構成できます。[パーセル ワークフロー] ウィンドウで、左下隅にある設定アイコンをクリックして、ワークフローの可視性と表示、およびワークフローの機能を変更します。
ワークフローの実行中に、ウィンドウの左上隅にあるアイコンをクリックして、ワークフローのリストに戻ることができます。
ワークフローの実行中に、[実行] ボタンの横にあるアイコンをクリックすると、そのステップをスキップし、次のステップに移動します。