アジャストの更新権限の制限

このトピックは、ArcGIS for Desktop Standard および ArcGIS for Desktop Advanced にのみ該当します。

多くの場合、組織ではデータ入力スタッフが、区画のプランと証書をパーセル ファブリックに入力しています。組織には通常、各プランおよび各プランの最小二乗アジャストを承認する権限を持つ少数のスタッフもいます。[最小二乗アジャスト サマリ] ダイアログ ボックスの [了解] ボタンを無効にするレジストリ キーを追加することにより、スタッフがパーセル ファブリック アジャストの結果を適用できないようにすることができます。スタッフは、アジャストを実行し、アジャストのレポートを表示することはできますが、その結果を適用することができなくなります。

この機能を使用するには、レジストリ キーをレジストリに追加する必要があります。次の手順で、ArcGIS のライセンスごとにこれを設定します。

手順:
  1. Windows の [スタート] メニューをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。
  2. [ファイル名を指定して実行] ダイアログ ボックスで、「regedit」と入力します。
  3. [レジストリ エディタ] ウィンドウで、HKEY_CURRENT_USER \\Software\\ESRI\\Desktop10.2\\ArcMap\\Cadastral に移動します。
  4. [Cadastral] フォルダを右クリックし、[新規] をポイントして、[DWORD 値] をクリックします。
  5. DWORD 名として、「LeastSquaresAdjustmentRestricted」と入力します。
  6. この DWORD をダブルクリックして編集します。
  7. [DWORD 値の編集] ダイアログ ボックスの [10 進] オプションを選択します。
  8. [最小二乗アジャスト サマリ] ダイアログ ボックスの [了解] ボタンを無効にするには、[値のデータ] テキスト ボックスに「1」を入力します。
  9. [了解] ボタンを有効にするには、「0」を入力します。
  10. [OK] をクリックします。
  11. [レジストリ エディタ] ウィンドウを閉じます。
5/10/2014