00112: スタンドアロン テーブルが無効なダイレクト コネクションを使用しています
フィーチャ アクセスを有効化してサービスを公開しようとしており(フィーチャ サービス)、スタンドアロン テーブルが以下のいずれかに該当します。
- ダイレクト コネクションではなく、ArcSDE アプリケーション サーバ経由でデータを参照している。
- ダイレクト コネクション経由でデータを参照しているが、DB2 または Oracle の正しい接続構文を使用していない。接続構文には、サーバ名およびデータベース名が必須です。
解決策
正しい接続タイプおよび構文を使用した新しいデータベースへの接続を作成し、この接続を使用してレイヤのデータ ソースを更新します。
- 新しい接続を作成します。
- DB2 に接続する場合は、[データベース コネクション] ダイアログ ボックスの [データ ソース] フィールドで、次のダイレクト コネクションの構文を使用します。
HostName=<server name>;Port=<port number>;Database=<database name>
例: HostName=spicehut;Port=60000;Database=sde;
- Oracle に接続する場合は、[データベース コネクション] ダイアログ ボックスの [インスタンス] フィールドで、次のダイレクト コネクションの構文を使用して、Oracle の Easy Connect 命名方法を使用します。
<Oracle server name>/<Oracle service name>
例: sds/nongdb.esri.com
Easy Connect の設定方法については、Oracle のドキュメントをご参照ください。正しい Oracle サービス名を決定するには、次の SQL ステートメントを sysdba ユーザとして実行します。
select value from v$parameter where name = 'service_names';
- DB2 に接続する場合は、[データベース コネクション] ダイアログ ボックスの [データ ソース] フィールドで、次のダイレクト コネクションの構文を使用します。
- ArcCatalog の *.mxd ファイルまたはカタログ ウィンドウを右クリックして、[データ ソースの設定] を選択します。
- 置換するデータベース接続ファイルを参照しているレイヤを選択します。
- [すべて置換] ボタンをクリックします。[置換後の文字列] テキスト ボックスに、現在のデータ ソース内で置換するための sde 接続ファイルへのパスを入力します。
- [すべて置換] をクリックして、データ ソース接続パス内で検索した文字列を新しい文字列に置換します。
- [OK] をクリックして、新しい *.mxd ファイルを保存します。
追加情報
ダイレクト コネクションを確立すると、中間サービスを介さずにクライアントからジオデータベースに直接接続できます。データがデータベースへのダイレクト コネクション経由でアクセスされ、提供される接続情報にサーバ名とデータベース名が存在していることが必須です。
ArcGIS for Desktop でのデータベース接続の詳細
5/10/2014