グラフィックスを移動、回転、順序変更する

マップを作成するときに行う作業の大半は、グラフィックスやその他のエレメントを配置することです。たとえば、グラフィックスの向きを変えたり、タイトル、図郭線、方位記号などのマップ エレメントをレイアウト上に配置したりします。

ArcMap には、グラフィックスの配置と向きを指定するためのツールがいくつか用意されています。グラフィックスはマウス ポインタによるドラッグで移動できますが、より厳密に制御したい場合は、上下左右への微調整が可能です。指定した座標位置にグラフィックスを配置することもできます。グラフィックスを別のグラフィックス上に移動してグラフィックスの順序を変更したり、グラフィックスを回転させたり、上下左右に反転させることができます。

手順:
  1. [図形描画] ツールバーの [エレメント選択] ツール エレメント選択 をクリックし、変更するグラフィックスをクリックします。
  2. グラフィックスを変更する方法を選択します。

    移動

    選択したグラフィックスを新しい場所にドラッグします。

    キーボードのショートカットを使ってグラフィックスを移動します。

    • Shift + 矢印キー - グラフィックスを矢印キーの方向に 1 ピクセルだけ移動します。
    • Shift + Ctrl + 矢印キー - グラフィックスを矢印キーの方向に 4 ピクセル移動します。
    • 矢印キー - グラフィックスを矢印キーの方向に 10 ピクセル移動します。
    • Ctrl + 矢印キー - グラフィックスを矢印キーの方向に 40 ピクセル移動します。

    微調整

    [図形描画] ツールバーの [図形の調整] をクリックし、[微調整] をポイントしてから、グラフィックスを微調整する向きをクリックします。

    注意注意:
    グラフィックスを微調整の向きに約 10 ピクセル移動します。

    特定の位置に配置

    配置したいグラフィックスをダブルクリックし、[プロパティ] ダイアログ ボックスの [サイズと位置] タブをクリックしてから、X と Y の位置を入力します。

    注意注意:
    レイアウト ビューでは、レイアウトの左下隅を基準として X、Y 座標を指定します。データ ビューでは、データが格納されている単位で X、Y 座標を指定します。

    順序変更

    [図形描画] ツールバーの [図形の調整] をクリックし、[順序] をポイントして、順序のオプションを選択します。

    回転

    [図形描画] ツールバーの [回転] ツール 回転 をクリックし、回転ポイントを示す「x」にマウス ポインタを合わせ、必要に応じて「x」を移動します。グラフィックスを回転させるには、マウス ポインタでクリック&ドラッグします。

    注意注意:
    グラフィックスを左右に 90 度ずつ回転させるには、[図形描画] ツールバーの [図形の調整] をクリックし、[回転/反転] をポイントします。次に、[左 90 度回転] または [右 90 度回転] をクリックします。

    左右または上下反転

    [図形描画] ツールバーの [図形の調整] をクリックし、[回転/反転] をポイントしてから、[上下反転] または [左右反転] をクリックします。

    サイズの統一

    [図形描画] ツールバーの [図形の調整] をクリックし、[整列] をポイントしてから [同じサイズに揃える] をクリックします。

    注意注意:
    複数のグラフィックスを選択した場合は、1 つのグラフィックスに青いハンドルが表示され、その他のグラフィックスに緑のハンドルが表示されます。青いハンドルは主要グラフィックスを示します。主要グラフィックスは、[サイズを揃える] コマンドの適用時に変化しないグラフィックスです。選択したその他のグラフィックスは、主要グラフィックスのサイズに合わせて調整されます。
ヒントヒント:
[グラフィックス] ツールバーを使用すると、グラフィック エレメントの操作によく使用するツールにすばやくアクセスできます。これを表示するには、[カスタマイズ] [ツールバー] [グラフィックス] の順にクリックします。
ヒントヒント:
グラフィックスまたは選択したグラフィックスのグループを右クリックすると、グラフィックス ショートカット メニューが表示されます。このメニューには、さまざまなグラフィックス操作へのショートカットが含まれています。

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5/10/2014