線分を接続してラベリング

Maplex ラベル エンジンのライン接続オプションによって、同じ名前を持つ個々のライン フィーチャのグループが結合して、ラベル エンジン用の 1 つのライン フィーチャになります。パイプラインやユーティリティ ネットワークなどのライン フィーチャは多数の小さいセグメントとしてデジタイズされていることが多く、実際の 1 つのフィーチャを表現するにはこれらのセグメントを接続する必要があるため、通常、これは望ましいことです。これらのセグメントが接続されていない場合、各セグメントの長さに合わせて同じラベルが繰り返されて、フィーチャのラベルが過剰な状態で表示される可能性があります。ライン接続は、[一般配置] および [河川配置] スタイルのラベルを配置する場合に適用されます。

ライン接続タイプは、ラインを接続するときのジャンクションの処理方法を制御します。次の 2 つのオプションがあります。

[ラベルの最小化] オプションで設定したライン接続
[一義的] タイプで設定したライン接続(デフォルト)

ライン接続がオン([フィーチャの接続] がオン)の場合、ラベル エンジンは複数のライン セグメントを常に接続するので、出力ラベルの数と入力ラベル フィーチャの数は一致しません。

次のような場合には、ライン接続をオフにすることができます。

ライン接続がオフ([フィーチャの接続] がオフ)になっているときは、[マルチパート オプション] ドロップダウン メニューにアクセスできます。1 つのフィーチャにいくつのラベルを配置するかを次のように指定できます。

手順:
  1. Maplex ラベル エンジンを有効にします
  2. [ラベリング] ツールバーの [ラベル マネージャ] ボタン ラベル マネージャ をクリックします。
  3. ラベリングするレイヤの横にあるチェックボックスをオンにします。
  4. レイヤの下に表示されるラベル クラスを選択します。
  5. [プロパティ] ボタンをクリックします。
  6. [ラベル密度] タブをクリックします。
  7. フィーチャを接続する方法、またはラベリングでフィーチャを接続しないかを指定します。

    [フィーチャの接続] チェックボックスをオンにします。

    次に、[オプション] ボタンをクリックして、[ライン接続オプション] ダイアログ ボックスを開き、ライン接続タイプのラベリング方法である [ラベルの最小化] または [一義的] のどちらかをクリックします。

    [フィーチャの接続] チェックボックスをオフにします。

    次に、[マルチパート オプション] ドロップダウン リストをクリックし、[フィーチャあたり 1 ラベル][フィーチャ パートあたり 1 ラベル][フィーチャ セグメントあたり 1 ラベル] のオプションのうち 1 つを選択します。

  8. [OK] をクリックします。
ヒントヒント:
ラベルを付けるレイヤの [レイヤ プロパティ] ダイアログ ボックスの [ラベル] タブで、[配置プロパティ] ボタンをクリックして [配置プロパティ] ダイアログ ボックスを開く方法もあります。
5/10/2014