Maplex ラベル エンジンの一般設定

Maplex ラベル エンジンには、標準のグローバル ラベル設定に加えて、すべてのレイヤのラベル配置方法を制御する別のパラメータが用意されています。この設定は、マップのデータ フレームごとに保存されます。

標準ラベル エンジンの一般ラベル設定の詳細

マップの枠線に重なるラベルの許可

デフォルトでは、ラベルはマップのデータ フレームの枠線内に配置されます。ラベルの一部が枠線に重なることができるようにして、ラベルの配置が可能な領域を増やすことができます。ただし、枠線の外部に出た部分については、マップに表示されません。この機能は、マップ シリーズを作成してマップ タイルをマージするときに役立ちます。このとき、望ましいのは(次のタイルにかかっても)ラベルをマップ上に配置しておくことです。これにより、マップの枠線を編集するときにラベルが表示されます。

以下の図では、左側のラベルがマップの枠線に重なっています。このラベルは、本来は山梨県というように表示されるはずのものです。

マップ枠線に重なるラベル
手順:
  1. Maplex ラベル エンジンを有効にします
  2. [ラベリング] ツールバーで、[ラベリング] [オプション] の順にクリックします。
  3. [Maplex] タブをクリックします。
  4. [枠線に重なるラベルを許可] チェックボックスをオンにします。
  5. データ フレーム内に収まっている部分のラベルのみが表示されます。

  6. [OK] をクリックします。
5/10/2014