ストリート 住所範囲のラベリング
米国などの道路にラベリングするときの共通の作業は、ストリート住所範囲をラベリングすることです。そのためには、開始住所範囲と終了住所範囲のラベル クラスを作成し、道路の左側と右側の住所をそれぞれ構成するラベル条件式を作成します。続いて、Maplex ラベル エンジンの [ストリート住所配置] スタイルを使用してラベルを配置します。
以下の図では、[ストリート住所配置] スタイルを使用して、ストリートの住所範囲がラベリングされています。
開始住所範囲と終了住所範囲のラベル クラスを作成し、各ラベル クラスについて以降のステップに従ってください。
- Maplex ラベル エンジンを有効にします。
- ラベル配置スタイルを [ストリート住所配置] に設定します。
- 右側の住所と左側の住所のラベル条件式を作成します。
開始住所範囲のラベル クラスのラベル条件式は次のようになります。
[Left_to_address_field] & "/" & [Right_to_address_field]
[Left_from_address_field] & "/" & [Right_from_address_field]
- テキスト シンボルの行間隔の値を変更します。上記の図では、値を 3.5 にして、ラベルがストリートの両端の近くに表示されるようにしています。
- ラベルの改行を有効にします。スラッシュ(/)文字で改行し、[表示] チェックボックスをオフにしてから、[強制改行] チェックボックスをオンにします。
- ラベル オフセットを設定します。
開始住所範囲のオフセット パラメータは、以下のように設定します。
- [ラベルの位置] - 終点からラインに沿って
- [計測開始点] - ラベルのフィーチャに近い側
- [距離] - 任意の値(上記の図では 3 ポイント)
- [許容値] - 任意の値(上記の図では 5 ポイント)
終了住所範囲のオフセット パラメータは、以下のように設定します。
- [ラベルの位置] - 始点からラインに沿って
- [計測開始点] - ラベルのフィーチャに近い側
- [距離] - 任意の値(上記の図では 3 ポイント)
- [許容値] - 任意の値(上記の図では 5 ポイント)
[ラインの方向を使用] チェックボックスをオンにします。
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5/10/2014