棒グラフ（バー/カラム チャート）の使用

棒グラフ（バー/カラム チャート）では、多数の定量的なフィールドを人目を引く方法で表示することができます。通常は、レイヤに比較の対象となる関連する数値属性が多く含まれている場合に、棒グラフ（バー/カラム チャート）を使ってレイヤを描画します。棒グラフ（バー/カラム チャート）は、比率やパーセンテージではなく相対量を示す場合に役立ちます。

次の例では、棒グラフ（バー/カラム チャート）を使用して各州の年齢別の人口分布を示しています。

年齢グループ別の人口の縦棒グラフ（バー チャート）レイヤ

年齢グループ別の人口の横棒グラフ（カラム チャート）レイヤ

ヒント:

チャートは 30 以下のフィーチャをマッピングする場合に最も効果的です。フィーチャの数がこれを超える場合、マップ上のパターンが判別しにくくなります。通常、チャート上では少数のカテゴリのみを使用します。

手順:

1. 棒グラフ（バー/カラム チャート）を使用して表示するレイヤを右クリックして、[プロパティ] をクリックします。
2. [レイヤ プロパティ] ダイアログ ボックスの [シンボル] タブをクリックします。
3. [チャート] をクリックし、[バー/カラム] をクリックします。
4. [フィールド選択] の下で、マッピングする数値フィールドをクリックします。次に、矢印ボタンを使用して、フィールド リストにフィールドを追加したり削除します。
5. 必要に応じて [正規化] フィールドを選択してデータを正規化します。このフィールドの値で [値] フィールドの値が除算され、比率が作成されます。
6. [配色] ドロップダウン メニューを使用し、使用するカラー ランプを選択します。

リストで個別のシンボルをダブルクリックすると、そのプロパティを変更することができます。

7. チャートが重ならないようするには、[チャートをオーバーラップさせない] チェックボックスをオンにします。
8. [サイズ] をクリックします。
小さなダイアログ ボックスが表示され、チャート内のバーの最大長をポイント単位で設定できます。
この値を設定すると、現在のチャートのバーの幅やバーの間隔も拡大/縮小されることに注意してください。これらの値は [プロパティ] を使用して設定できます。

[チャート シンボル エディタ] を使用すると、バーのディメンション、チャートのタイプ（縦棒または横棒）、その他の表示プロパティを設定できます。

9. 必要に応じて [除外] ボタンをクリックし、SQL 式を使用して（外れ値などの）値を除外します。
10. [OK] をクリックします。