Linux からのリモート アクセスによる Amazon EC2 Ubuntu Linux インスタンスの管理

Amazon Web Services(AWS)コンソールを使用して ArcGIS for Server を実行する AWS インスタンスを作成する場合、ArcGIS for Server を認証するためにログインして、インスタンスにデータおよびサービスを構成することができます。

手順:
  1. AWS Management Console にログインして、アカウントおよびリージョンのインスタンス リストを開きます。
  2. インスタンスが実行されていることを確認します。
  3. リストからご使用のインスタンスを選択し、その説明情報を確認します。[Public DNS] に指定されている名前をメモするか、コピーします。
  4. SSH クライアント(PuTTY など)を開きます。
  5. インスタンスを作成したときに指定したプライベート キー ファイル(例: arcgisserver.pem)を用意します。
  6. chmod コマンド を使用して、キー ファイルが不特定多数の人に公開されていないことを確認します。公開されていると、SSH は機能しません。
    chmod 400 arcgisserver.pem
    
  7. そのパブリック DNS を使用して AWS インスタンスに接続します。

    ArcGIS for Server の認証などの ArcGIS Server タスクを実行するには、arcgis ユーザとして接続します。Web サーバの起動などのオペレーティング システムレベルのタスクを実行するには、ubuntu ユーザとして接続します。

    次の例は、キー ファイル arcgisserver.pem を使用して、ec2-50-16-11-231.compute-1.amazonaws.com のパブリック DNS が設定されたインスタンスに arcgis ユーザとして ssh 接続を作成します。

    ssh –i arcgisserver.pem arcgis@ec2-50-16-11-231.compute-1.amazonaws.com
    
  8. authorizeSoftware スクリプトを実行することで、ArcGIS for Server を認証します。Esri ライセンス ファイルを参照する必要があります。
    arcgis@ip-10-82-222-58:$ cd /arcgis/server/tools/
    arcgis@ip-10-82-222-58:/arcgis/server/tools$ ./authorizeSoftware <prvc_license_file> [email]
    
    ヒントヒント:

    [--help] オプションで authorizeSoftware ツールを実行して、可能な構文をすべて表示します。

  9. これで、ArcGIS for Server でサイトを作成する準備が整いました。
    詳細詳細:

    インスタンスを停止して起動するたびに、Amazon はインスタンスに新しいコンピュータ名、パブリック DNS 名、IP アドレスを割り当てます。このため、インスタンスに対して Amazon Elastic IP を設定し、インスタンスを起動するたびにこの IP を再度関連付けない限り、インスタンスへのショートカットまたはハードコードされた参照を作成しても役に立ちません。

5/16/2014