マルチパッチ レイヤのテクスチャ解像度の低減
高解像度のテクスチャは、レンダリングに多量のリソースを消費することがあるため、これらのテクスチャ解像度を低減すると、ArcGlobe の操作上のパフォーマンスを向上できます。レンダリングのレイヤ プロパティを調整してイメージの解像度を低減すると、レイヤのレンダリングに必要なメモリの量が低減します。
マルチパッチ フィーチャクラス レイヤの外部に表示されるテクスチャ(イメージ)の解像度を低減するには、以下の手順に従います。
手順:
- コンテンツ ウィンドウでマルチパッチ レイヤを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
-
[グローブの表示] タブをクリックして、[レンダリング] セクションに移動します。
- このレイヤ内のすべてのフィーチャを対象にテクスチャの解像度を下げるには、[マテリアル テクスチャ解像度] バーを左に動かします。この設定により解像度が下がり、パフォーマンスが向上しますが、表示品質もまた低下します。
- または、最高の表示品質である最大解像度で、レイヤ内のすべてのフィーチャを対象にフル テクスチャを表示させるには、[マテリアル テクスチャ解像度] バーを右端に動かします。
- [OK] をクリックします。
[レイヤ プロパティ] ダイアログ ボックスが表示されます。
ヒント:
- テクスチャの解像度を下げると、データの消失が発生しますが、テクスチャの解像度の低減したままレイヤを新規のフィーチャクラスへエクスポートしない限り、このグローバルな変更はジオデータベースに送信されません。
- スライダをいずれの側に動かしても、その後にドキュメントを保存しただけでは元のデータは変更されません。
5/10/2014