[対話的な教師付き分類] ツールの実行
一度トレーニング サンプルを作成すると、[対話的な教師付き分類] ツールによって、明示的にシグネチャ ファイルを作成することなく、教師付き分類を実行することができます。また、このツールによって素早く分類を行うことができます。内部的には、デフォルト パラメータを使用して [最尤法分類(Maximum Likelihood Classification)] ツールを呼び出します。このツールは分類実行時に、選択した画像レイヤの利用可能なバンドをすべて使用します。
手順:
- まだトレーニング サンプルを作成していない場合、いくつかのトレーニング サンプルを作成します。
作成方法については、「トピック: トレーニング サンプルの作成」をご参照ください。
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[分類] → [対話的な教師付き分類] の順にクリックします。
[レイヤ] リストで選択された画像レイヤのすべてのバンドを使用して、分類が実行されます。結果は ArcMap のコンテンツ ウィンドウにテンポラリ分類レイヤとして追加されます。
- 分類済み画像をディスクに保存するには、テンポラリ分類レイヤを右クリックします。ショートカットメニューで、[データ] → [データのエクスポート] の順にクリックします。出力ラスタの名前と保存する場所を指定します。必要に応じて、[ラスタ データのエクスポート] で出力ラスタのセル サイズと範囲を変更します。[保存] をクリックします。
注意:
- • このツールの利点を最大限活かすには、入力画像レイヤにピラミッドが構築されている必要があります。
- トレーニング サンプルの数が 1 以下の場合、このツールは使用できません。
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5/10/2014