到達圏(Drive Time) (Business Analyst)

ライセンス レベル:BasicStandardAdvanced

サマリ

運転時間または運転距離に基づいて、店舗のポイント フィーチャの周囲に商圏のフィーチャクラスを新規に作成します。

[到達圏(Drive Time)] ツールの仕組みの詳細

到達圏の結果

使用法

構文

DriveTime_ba (InputFeatureLayer, IDField, All_Or_Single_Or_Selected, Radius, {MeasureUnits}, OutputFeatureClass, {ByID_Or_ByName}, {Single_Site}, {Donut}, {BorderShape}, {RemoveOverlap}, UseSMDT, {ShowTraverceStreets}, {JoinStreetAttr}, {OutTraverseFeatureClass}, Solver_Id, {BarrierFeatureClasses})
パラメータ説明データ タイプ
InputFeatureLayer

到達圏の商圏の中心ポイントを含む入力フィーチャクラス。多くの場合、これは、Business Analyst の店舗レイヤになります。

Feature Layer
IDField

リング中心(店舗)レイヤの個別値フィールド。

Field
All_Or_Single_Or_Selected

入力フィーチャ レイヤのポイントに対する到達圏を作成します。

  • Allすべてのポイントに対する到達圏を作成します。
  • Single1 つのポイントに対する到達圏を作成します。
  • SelectedArcMap で選択したすべてのポイントに対する到達圏を作成します。
String
Radius
[Radius,...]

入力フィーチャの周囲に到達圏を作成するために使用される、サイズの昇順に並べられた距離。

Double
MeasureUnits
(オプション)

距離値で使用される単位。デフォルトでは、Business Analyst の初期設定で指定された単位が選択されます。

  • 度(10 進)
  • フィート
  • キロメートル
  • メートル
  • マイル
  • 海里
  • ヤード
String
OutputFeatureClass

到達圏フィーチャの格納先となるフィーチャクラス。

Feature Class
ByID_Or_ByName
(オプション)

単一のポイントの選択に使用されるフィールド。

  • ID店舗 ID フィールドを使用して単一のポイントを選択します。
  • Name店舗名フィールドを使用して単一のポイントを選択します。
String
Single_Site
(オプション)

単一のポイントとして使用される店舗の ID または名前。

String
Donut
(オプション)

オーバーラップしない複数の同心リング、つまりドーナツを作成します。

  • TRUEドーナツ リングである出力ポリゴンを作成します。たとえば、3 つの半径(1、2、3 マイル)を入力する場合は、0 ~ 1、1 ~ 3、3 ~ 5 マイルのリングを使用して、3 つの出力バンドが作成されます。
  • FALSE同心リングを作成します。これはデフォルト設定です。
Boolean
BorderShape
(オプション)

運転で到達できない範囲を無視して、詳細な境界を作成します。

  • TRUE到達圏の詳細な境界を作成します。
  • FALSE到達圏の詳細な境界を作成しません。
Boolean
RemoveOverlap
(オプション)

重なり合うリング商圏を作成するか、オーバーラップを除去します。

  • TRUEティーセン ポリゴンを使用して、出力リング商圏ポリゴン間のオーバーラップを削除します。
  • FALSE オーバーラップする複数の出力リング商圏フィーチャを作成します。
Boolean
UseSMDT

Street Map のアルゴリズムに基づいて到達圏を生成します。これらの運転時間は、広い範囲ではデフォルトの Network Analyst の運転時間よりも早く生成されます。

  • TRUEStreet Map のアルゴリズムに基づいて到達圏を生成します。
  • FALSENetwork Analyst のアルゴリズムに基づいて到達圏を生成します。
Boolean
ShowTraverceStreets
(オプション)

道路フィーチャクラスから取得された到達圏ポリゴンによって含められるすべての道路の格納先となるフィーチャクラス。

  • TRUE商圏内の道路を新規レイヤとして表示します。
  • FALSE商圏内の道路を新規レイヤとして表示しません。
Boolean
JoinStreetAttr
(オプション)

道路レイヤの属性フィールドを新しい運転時間の商圏内道路レイヤに結合します。これには、運転時間の商圏ごとに運転時間の商圏内ネットワークが入ります。

  • TRUE属性データを商圏内道路レイヤに結合します。
  • FALSE属性データを商圏内道路レイヤに結合しません。
Boolean
OutTraverseFeatureClass
(オプション)

商圏内道路の格納先となるフィーチャクラス。

Feature Class
Solver_Id

運転時間と運転距離を計算する方法。

  • 標準到達圏 Standard Drive Times Network Analyst に基づいて到達圏ポリゴンを作成します。このオプションは、多数の入力ポイントに対して使用するのが最も適しており、詳細オプションよりも単純化された出力を作成します。
  • 詳細到達圏 Detailed Drive Times Network Analyst に基づいて到達圏ポリゴンを作成します。このオプションは、少数の入力ポイントに対して使用するのが最も適しており、詳細な処理負荷の高い出力を作成します。
  • ArcGIS Online APIArcGIS Online API を使用して到達圏ポリゴンを作成します。
String
BarrierFeatureClasses
[BarrierFeatureClasses,...]
(オプション)

距離の計算に道路時間または道路距離のアルゴリズムを使用するときに、ポイント バリア、ライン バリア、またはポリゴン バリアを配置できます。

Feature Layer

コードのサンプル

DriveTime(到達圏)ツールの例(スタンドアロン スクリプト)
# Name: DriveTime.py
# Description: Generates a 1, 3, and 5 mile drive time in minutes around a store site in San Francisco.
# Author: Esri

# Import system modules
import arcview
import arcpy

arcpy.AddToolbox("C:\Program Files (x86)\ArcGIS\Desktop10.2\Business Analyst\ArcToolbox\Toolboxes\Business Analyst Tools.tbx")
 
try:
# Acquire extension license 
  arcpy.CheckOutExtension("Business")
  arcpy.CheckOutExtension("Network") 
 
# Define input and output parameters for the Drive Time tool
  StorePath = "C:/temp/sf_store.shp"
  IdFld = "STORE_ID"
  OutPath = "C:/temp/Drivetime.shp"
 
# Create drive time based trade areas
  arcpy.DriveTime_ba(StorePath, IdFld, "ALL", "1;3;5", "Minutes", OutPath)
 
# Release extension license 
  arcpy.CheckInExtension("Business") 
  arcpy.CheckInExtension("Network") 
 
except:
  print arcpy.GetMessages(2)

環境

このツールはジオプロセシング環境を使用していません

関連トピック

ライセンス情報

ArcGIS for Desktop Basic: 次のものが必要 Business Analyst
ArcGIS for Desktop Standard: 次のものが必要 Business Analyst
ArcGIS for Desktop Advanced: 次のものが必要 Business Analyst
5/20/2014