モザイク データセットの属性テーブルへのメタデータの追加
データをモザイク データセットに追加するとき、特定のラスタ タイプの基本的なメタデータはモザイク データセットの属性テーブルにフィールドとして追加されます。これには、プロダクト名、太陽方位、雲量などのフィールドがあります。これらのフィールドを追加すると、特定のデータについてモザイク データセットをクエリすることができます。また、一部のフィールドは関数への入力として使用できます。
追加フィールドを属性テーブルに追加する必要がある場合があります。これは、作成した情報や、モザイク データセットに追加された各データセットのメタデータ内にすでにある情報のいずれかです。属性テーブルにフィールドを追加して入力するには、次のような方法があります。
属性テーブルを開き、新しいフィールドを追加し、これらのフィールドに値を入力します。
新しいフィールドの追加とテーブル内の値の編集の方法の詳細
結合やリレートを使用して、新しいフィールドを属性テーブルに追加します。
データをモザイク データセットに追加するときに、選択したメタデータ アイテムを入力します(以下の手順を参照)。
モザイク データセットに追加しているラスタ データのメタデータ内に、属性テーブルにフィールドとして追加したいアイテムが存在する場合、まずメタデータ ファイル内のアイテムと同じ名前のフィールドを属性テーブルに追加してから、ラスタ データをモザイク データセットに追加します。
- メタデータを調べ、属性テーブルに追加するアイテムを検索します。
これには、アイテム説明を開くか、メタデータ ファイルを直接開きます。
注意:モザイク データセットに追加するラスタ データから追加できるメタデータは、WorldView 2 や QuickBird など、既知のメタデータ ファイルを持つラスタ タイプを必ず使用します(このため、ラスタ データセットやテーブルなどのラスタ タイプは除外されます)。
- ArcMap にモザイク データセットを追加します。
- [フットプリント] レイヤを右クリックして、[属性テーブルを開く] をクリックします。
- [テーブル オプション] ボタン をクリックして、[フィールドの追加] をクリックします。
- メタデータ タグの名前を [名前] フィールドに入力し、[タイプ] を編集してから、[OK] をクリックします。追加する各メタデータ アイテムに対して、これを行います。
例をいくつか示します。
1 対 1 マッピング: /metadata/dataIdInfo/idCitation/resTitle
同じ名前を持つ複数のタグが存在する場合の一意のインデックス: /metadata/dataIdInfo/searchKeys/keyword[0]
複数のキーワード XML エレメントを含む 1 つの一意の searchKeys タグ: /metadata/dataIdInfo/searchKeys
各 themeKey が複数のキーワードを持つ可能性がある場合の複数の themeKeys: /metadata/dataIdInfo/themeKeys[0]
- テーブルを閉じます。
- カタログ ウィンドウでモザイク データセットを右クリックし、[ラスタの追加] をクリックします。
- 正しい [ラスタ タイプ] を選択し、追加パラメータを変更したら、[OK] をクリックして、データをモザイク データセットに追加します。
データを追加したら、属性テーブルを調べて、追加したフィールドや各アイテムのメタデータから入力した値を確認できます。