ArcCatalog でのピラミッドの構築
ArcGIS のジオプロセシング ツールを使用してラスタ データセットのピラミッドを構築するか、または ArcCatalog で 1 つ以上のラスタ データセットを指定し、ショートカット メニューから適切なツールを開くことができます。
手順:
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1 つ以上のラスタ データセットを選択します。ラスタ カタログでラスタ データセットを選択する場合は、次の手順に従います。
- カタログ ツリーでラスタ カタログをクリックします。
- [コンテンツ] タブでラスタ データセットを選択します。
フォルダまたはラスタ カタログで複数のラスタ データセットを選択するには、Shift キーまたは Ctrl キーを使用します。
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選択したラスタ データセットを右クリックして、[ピラミッドの構築] をクリックします。
これにより、適切なジオプロセシング ツールが開きます。
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必要であれば、ピラミッド ファイルの圧縮タイプを選択します。
- [環境] ボタンをクリックします。
- [ラスタ格納] セクションを拡張します。
- [ピラミッド] のパラメータを編集します。
- [OK] をクリックします。
圧縮を選択すると、*.ovr ファイルのサイズが小さくなります。IMAGINE 形式および古いバージョンの ArcGIS では低解像度データセット(*.rrd)ファイルが作成されます。この種類のファイルは圧縮できません。デフォルトのピラミッド圧縮では、データのタイプに応じて、最適な圧縮タイプが使用されます。LZ77、JPEG、または圧縮なしを手動で選択することもできます。JPEG 圧縮は、JPEG の仕様に従ってデータを格納できるファイル形式でのみ使用できます。
- [OK] をクリックします。
ヒント:
MrSID、ECW、および JPEG 2000 ファイルではピラミッドがデータセット内に格納されるので、ピラミッドは常に存在します。
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5/10/2014