SQL Server Express のジオデータベースへの接続
ほとんどユーザは、ジオデータベースのデータセットにアクセスして操作する必要がありますが、管理タスクを実行する必要はありません。ArcGIS for Desktop、ArcGIS Engine、または ArcGIS for Server Workgroup でライセンスされる SQL Server Express の ArcSDE ジオデータベースに接続して、ジオデータベースのデータを作成または操作するには、カタログ ウィンドウの [Database Connections] から [データベース接続] ダイアログ ボックスにアクセスして、接続ファイルを作成します。
[データベース接続] ダイアログ ボックスを使用して、次の情報に接続する必要があります。
- SQL Server Express のインスタンス名
- データベースの名前
SQL Server Express のジオデータベースへのユーザ接続を作成するには、次の手順に従います。
手順:
- ArcMap のカタログ ウィンドウで、[Database Connections] ノードを展開します。
- [データベース接続の追加] をダブルクリックします。
[データベース接続] ダイアログ ボックスが開きます。
- [データベース プラットフォーム] ドロップダウン リストで [SQL Server] を選択します。
-
[インスタンス] テキスト ボックスに SQL Server Express インスタンスの名前を入力します。
データベース サーバに使用されている SQL Server Express インスタンスは、常に名前付きインスタンスです。したがって、インスタンス名は「<コンピュータ名>\<インスタンス>」の形式で指定します。たとえば、「yourcomputer\sqlex1」のようになります。
- [データベース] テキスト ボックスに、接続先のジオデータベース名を入力します。
- [タイプ] ドロップダウン リストで [オペレーティング システム認証] を選択します。
- [OK] をクリックして、接続を確立します。
カタログ ツリーの [Database Connections] ノード以下に、新しい接続ファイルが作成されます。
ヒント:接続ファイルを右クリックして [接続プロパティ] をクリックすることで、[データベース接続] ダイアログ ボックスを再度開いて、接続情報を変更することができます。
5/10/2014