データの時間範囲の計算
時系列データの時間範囲は、そのデータが収集された期間を表します。つまり、時系列データセットの時間値の最小タイム スタンプと最大タイム スタンプを使用して時間範囲を計算できます。
タイム スライダでデータの時間範囲を操作して、現在のマップ、グローブ、またはシーンに表示するデータの時間範囲を指定します。レイヤの時間範囲を計算することで、データの時間値のエラーを検出することもできます。
手順:
- コンテンツ ウィンドウで時系列データをダブルクリックして、[レイヤ プロパティ] ダイアログ ボックスを開きます。
- [時間] タブをクリックします。
-
[計算] ボタンをクリックします。
データの時間範囲が計算され、表示されます。
注意:[計算] ボタンをクリックすると、時間ステップの推奨間隔が自動的に設定されます。使用する時系列データの精度を考慮し、必要に応じて時間ステップ間隔を指定できます。
ヒント:- 定期的な編集や更新に伴い、データが頻繁に変更される場合は、[データが頻繁に変化するため時間範囲を自動的に計算] チェックボックスをオンにします。このチェックボックスをオンにすると、データの時間範囲がリアルタイムで再計算され、最新の時間範囲になります。この情報に基づいて、時間スライダの全時間範囲が設定されます。このチェックボックスがオンの場合、データの現在の時間値範囲に基づいてレイヤの時間範囲が再計算されます。タイム スライダ ウィンドウの [時間範囲全体] ボタン をクリックするたびに、レイヤの最新の時間範囲に基づいて全時間範囲が計算されます。
- レイヤの時間範囲にデータのフィルタ設定を反映させる場合は、最初に、[レイヤ プロパティ] ダイアログ ボックスの [フィルタ設定] タブでフィルタ設定を適用する必要があります。フィルタ設定を適用した後、[時間] タブで時間プロパティを設定して [計算] ボタンをクリックすると、前に設定したフィルタ設定に含まれるフィーチャに基づいてレイヤの時間範囲が計算されます。
- 変化しない履歴データの場合は、[データが頻繁に変化するため時間範囲を自動的に計算] チェックボックスをオフにしておいてかまいません。オフにすると、データの時間範囲がレイヤと一緒に格納されます。
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5/12/2014