時系列データおよびビジュアライゼーションの基本用語

ArcMap、ArcGlobe、または ArcScene で時系列データを管理および視覚化するときに知っておく必要のある重要な用語がいくつかあります。それらは次のとおりです。

用語

説明

時間対応レイヤ

タイム スライダの現在の時刻に基づいてデータを表示するレイヤ。レイヤを時間対応にするには、[レイヤ プロパティ] ダイアログ ボックスの [時間] タブで時間のプロパティを設定します。

瞬間

時系列上の単一の時点。

タイム スタンプ

1 つのデータ(フィーチャ、イメージなど)に関連付けられている時刻。この用語は、それが受信されたときの時刻でドキュメントにスタンプでマークを付けるという概念に由来しています。データにも同じ一般的な概念が当てはまります。タイム スタンプは、単一の瞬間であったり、間隔であったりします。

時間対応レイヤのタイム ステップ間隔

データが収集または更新された頻度。時間対応レイヤのタイム ステップ間隔は、タイム スライダによって使用されます。

タイム スライダのタイム ステップ間隔

マップ、グローブ、またはシーンが更新されて、その時点で有効なデータを表示するまでの期間。

時間範囲

タイムライン上の 2 つの時点間の期間。

時系列データの時間範囲

データが収集されていた期間。基本的に、これは時間対応レイヤの最小タイム スタンプと最大タイム スタンプの間の距離です。

タイム スライダの時間範囲

タイム スライダがデータを表示するために使用していたタイムライン上の期間。これは、マップ、グローブ、またはシーンのすべての時間対応レイヤの累積時間範囲です。

タイムウィンドウ

ユーザがタイム スライダで視覚化する対象の期間。

時系列参照

時系列参照は、サマー タイムのタイム ゾーンおよびルールに関する情報を提供します。時系列参照を設定することで、複数の異なるタイム ゾーンで(サマー タイムのルールの有無に関係なく)記録されたデータセットを視覚化できます。

5/12/2014