ジオプロセシング タスク（REST）の概要

ジオプロセシング タスク

ジオプロセシング タスクは、ジオプロセシング サービスの子リソースであり、固有のジオプロセシング機能を提供します。クライアントは、タスクの実行をリクエストし、タスクの入力値を指定します。サーバはタスクを実行し、クライアントに出力値を返します。それぞれのジオプロセシング タスクは、独自のパラメータを備えています。ジオプロセシング タスクは、親ジオプロセシング サービスの実行タイプに基づいて、タスク実行操作またはジョブ送信操作のいずれかをサポートします。ジオプロセシング タスクにアクセスするための URL は、http://<ジオプロセシング サービスの URL>/<タスク名>です。この URL は、タスク ページとも呼ばれます。クライアントは、Web ブラウザでタスク ページにアクセスして、タスク パラメータとタスク操作についての情報を参照できます。

タスク パラメータ

タスク パラメータは、ジオプロセシング タスクの入力および出力です。これらは、タスクのジオプロセシング機能に応じて、タスクごとに異なっています。それぞれのパラメータには一連のプロパティがあり、これらは、名前、データ タイプなどの必須またはオプションの情報を提供します。タスクのプロパティについて詳しくは、「タスク パラメータ プロパティ（REST）」をご参照ください。

タスク操作

それぞれのジオプロセシング タスクは、タスク実行操作またはジョブ送信操作のいずれかをサポートします。ジオプロセシング サービスの実行モードが同期の場合は、タスク実行（execute）がサポートされます。タスクが非同期の場合は、ジョブ送信（submitJob）がサポートされます。どちらの操作を行っても、タスクが実行されます。詳しくは、「タスク操作: execute（REST）」および「タスク操作: submitJob（REST）」をご参照ください。

Web ブラウザでのタスク

ジオプロセシング サービスの REST URL（Services Directory のサービス ページとも呼ばれます）にブラウザでアクセスした場合、ジオプロセシング タスクが HTML リンク付きで示されます。タスクのリンクをクリックすると、ジオプロセシング タスク ページに移動します。以下の図に、[BufferPoints] ジオプロセシング タスクの例のタスク ページを示します。

ジオプロセシング タスク ページでは、タスクについての情報が提供され、タスク パラメータが示されます。また、データ タイプ、方向（入力または出力）、パラメータ タイプ（必須またはオプション）などの、各パラメータについての情報が提供されます。タスク ページの下部に、タスクでサポートされる操作（ジョブ送信またはタスク実行）についての情報が HTML リンク付きで示されています。この例では、ジオプロセシング タスクの実行タイプが非同期であるため、サポートされる操作がジョブ送信になっていることに注目しください。