ジオプロセシング サービス設定: プールとプロセス
プールの設定
[プール] ページを使用して、サーバ上で一度に実行できるジオプロセシング サービスのインスタンスの最小数と最大数を指定します。これらのインスタンスを複数のクライアントが共有するため、サポート可能なクライアントの数が、実行しているインスタンスの数より多い場合があります。プールの詳細については、「サービスのチューニングと構成」をご参照ください。プール プロパティの設定のヒントについては、「ユーザ数の予測と対処」をご参照ください。
GIS サーバが複数のコンピュータを持つクラスタに属している場合、インスタンスの最大数と最小数は、クラスタ全体ではなくそれぞれのコンピュータに対して設定されるものであることに注意してください。3 台のコンピュータからなるクラスタで、最大インスタンス数を 5 に設定すると、インスタンスの最大総数が 15、すなわちコンピュータごとのインスタンスの最大数が 5 であるサービスが作成されます。
タイムアウト
パラメータ |
説明 |
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クライアントがインスタンスを使用できる最大時間 | インスタンスを使用できる秒単位の最大時間です。実行時間の長いジオプロセシング タスクでは、場合よって、デフォルトの 600 秒(10 分)を長くする必要があります。また、クライアントがインスタンスを濫用しないように、このタイムアウト時間を短くする必要がある場合もあります。 |
クライアントがインスタンス取得を待つ最大時間 | クライアントがインスタンスへの接続を待つ秒単位の最大時間です。すべてのインスタンスがリクエストの処理に使用されている場合、以降のリクエストはキューに配置されます。インスタンスを取得する前にタイムアウトが経過すると、タスクは失敗します。デフォルト値は 60 秒(1 分)です。 |
使用されていないインスタンスが実行を継続できる最大時間 | プールが縮小するまでインスタンスがアクティブであり続ける秒単位の最大時間です。使用されていないインスタンスが実行を継続できる最大時間が経過すると、インスタンスの最小数より多い、使用されなかったインスタンスは停止します。 |
プロセス
[プロセス] ページを使用して、ジオプロセシング サービスをサーバ上で実行する方法を指定します。「サービスのチューニングと構成」には、分離の設定とリサイクル間隔の決定を行う際に考慮すべき注意点の概要が記載されています。
ジオプロセシング サービスは、高い分離レベルでのみ実行されます。