使用されていないスケマティック データ ソースについて
スケマティック データセットの使用期間中に、多数のデータ ソースが作成されることがあります。たとえば、ArcSDE データからスケマティック ダイアグラムを作成する場合、この ArcSDE データに基づいてダイアグラムを生成または更新するユーザごとにデータ ソースが作成されます。これらのデータ ソースの数は、スケマティック ダイアグラムがその ArcSDE データの新しい参照バージョンで作成されるたびに増加します。つまり、ユーザが退職したとき、参照バージョンが存在しなくなったりポストされなくなったとき、また単にダイアグラムが削除されたときに、最初にそのダイアグラムを生成するために作成されたデータ ソースは、スケマティック データセットで依然として参照されているが、使用されなくなっている場合があります。使用されていないデータ ソースとは、次のようにデータ ソース リストで参照されてはいるが使用されなくなっているデータ ソースです。
- スケマティック データセット構成のパラメータとして(ダイアグラム テンプレートまたはスケマティック フィーチャクラスのカスタム クエリ、属性クエリ、関連付けられたオブジェクト クラスなど)
- スケマティック ダイアグラムに含まれるスケマティック フィーチャを GIS フィーチャまたはオブジェクトに関連付けるため
スケマティック データセット エディタには、これらの使用されていないデータ ソースを管理する次の 2 つの機能があります。
- [未使用のデータ ソースの識別] 実行モード: 単に、スケマティック データセット内で参照されているが使用されていない一連のデータ ソースを識別します。
- [未使用のデータ ソースの削除] コマンド: 使用されていないデータ ソースを識別し、削除します。
5/10/2014