レポートのサマリ統計を計算する

サマリ統計を使用してレポートを集計すれば、レポートが分かりやすくなります。レポートの個々のレコードにサマリ統計を組み合わせれば、レポート対象のレイヤまたはテーブルについて必要な情報すべてをまとめて表示できます。たとえば、数値フィールドの合計、平均、総数、標準偏差、最小値および最大値を計算することができます。

レポート デザイナでのサマリ統計フィールドの追加

手順:
  1. レポート ウィザードの 3 ページ目で、フィールドの並べ替えに関するオプションの下にある [サマリ オプション] をクリックします。

    [サマリ オプション] ダイアログ ボックスが表示されます。

  2. [利用可能セクション] 矢印をクリックし、統計情報を表示するセクションをクリックします。
  3. 各数値フィールドに対して表示する統計情報をオンにします。
  4. ステップ 2 ~ 3 を繰り返し、使用可能な各セクションで統計情報を表示します。
  5. レポートの作成を完了します。レポート ウィザードの最後のページで、次のいずれかの方法でレポートを表示できます。
    • レポートのプレビューを選択して、レポート ビューアでレポートを生成します。
    • レポートのデザインの変更を選択して、レポートのレイアウトをレポート デザイナで表示します。
  6. レポートに追加のサマリ統計を挿入する場合は、レポート デザイナからのみ実行できます。

    [レポート ビューア] ツールバーの [編集] をクリックし、レポート デザイナに切り替えます。

  7. 値を表示するレポート セクションに [TextBox] エレメントを配置することで、レポート デザイナに新しいサマリ統計を追加できます。
  8. [TextBox][データ フィールド] プロパティを、統計に使用するフィールドに設定します。
  9. [サマリ関数] プロパティを、使用する統計に設定します。デフォルトの統計は合計です。
  10. レコードのグループの統計値を計算する場合は、[サマリ グループ] プロパティを設定します。
  11. レポートのセクションに基づいて統計情報を計算するように、[サマリ タイプ] プロパティを設定します。グループの場合は [SubTotal]、ページの場合は [PageTotal]、レポート全体の場合は [GrandTotal] を使用します。
ヒントヒント:
フィールドのサマリ統計は、レポートの最後、各ページの最後、および定義した各グループの最後に表示することができます。
ヒントヒント:
レポート内のデータを読みやすくするために、レコードに交互に陰影を付けることができます。

関連付けのない [Calculated] フィールドを使用して、式で他のサマリ統計を使用するサマリ統計を計算することはできません。

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5/10/2014