交通インシデントの更新(Update Traffic Incidents)からの出力

[交通インシデントの更新(Update Traffic Incidents)] ジオプロセシング ツールは、ポイント フィーチャクラスを作成または更新します。フィーチャクラス内のポイントは、走行速度に影響するイベントを表します。このトピックでは、ポイント フィーチャクラスのフィールドについて説明します。

標準フィールド

[交通インシデントの更新(Update Traffic Incidents)] は、データをダウンロードするプロバイダに関係なく、標準的なフィールド セットを出力します。プロバイダ固有のフィールドは、次のセクションに示します。

フィールド名

説明

ObjectID

システムで管理される ID フィールド。

シェープ

ポイントが配置されている場所を示すジオメトリ フィールド。

Severity

インシデントが与える交通量に対する影響の重要度。

このフィールドは、値のドメインによって制限されます。ドメインの値は、使用するデータ プロバイダによって異なります。また、フィールドのデータ タイプもデータの生成元によって異なります。

IncidentType

フィーチャが表す交通インシデントの種類。たとえば、インシデントは事故、工事、計画されたイベントなどに分類できます。

IncidentType はインシデントをシンボル表示するためによく使用されます。

このフィールドは、値のドメインによって制限されます。ドメインの値は、使用するデータ プロバイダによって異なります。

Start_LocalTime

交通インシデントが開始する時間。この日時の値は、インシデントが発生する場所に基づいた現地時間で指定します。タイム ゾーン境界フィーチャクラスが入力として提供されない場合、このフィールドは常に NULL になります。

End_LocalTime

交通インシデントが終了する予定の時間。この日時の値は、インシデントが発生する場所に基づいた現地時間で指定します。タイム ゾーン境界フィーチャクラスが入力として提供されない場合、このフィールドは常に NULL になります。

LastUpdated_LocalTime

インシデントに関する情報が最後に更新された時間。この日時の値は、インシデントが発生する場所に基づいた現地時間で指定します。タイム ゾーン境界フィーチャクラスが入力として提供されない場合、このフィールドは常に NULL になります。

Start_UTCTime

交通インシデントが開始する時間。この日時の値は UTC(協定世界時)で指定します。

End_UTCTime

交通インシデントが終了する予定の時間。この日時の値は UTC で指定します。

LastUpdated_UTCTime

インシデントに関する情報が最後に更新された時間。この日時の値は UTC で指定します。

Description

交通インシデントのテキストによる概要。多くの場合、このフィールドには、インシデントの種類、インシデントが発生する道路または交差点の名前などを記載します。

データ プロバイダ フィールド

出力ポイント フィーチャクラスにはデータ プロバイダに固有のフィールドがあり、上記のフィールドに追加して提供されます。

NAVTEQ フィールド

このセクションで説明するフィールドは、NAVTEQ が提供するフィードから生成されるインシデントに固有のフィールドです。

フィールド名

説明

Location

インシデントが発生する場所のテキストによる説明。

FullDescription

交通インシデントのテキストによる概要。このフィールドには Description フィールドからの情報に加え、多くの場合、規制される車線の数、現場に緊急要員がいるかどうかなど、より詳細な情報が含まれます。

TomTom フィールド

このセクションで説明するフィールドは、TomTom が提供するフィードから生成されるインシデントに固有のフィールドです。

フィールド名

説明

DescriptionLanguage

Description フィールドが記載される言語。

関連トピック

5/10/2014