コピーと貼り付けを使用してネットワーク解析オブジェクトを作成
ネットワーク解析オブジェクトは、ネットワーク解析クラス間でコピーおよび貼り付けできます。コピーと貼り付けは、同じネットワーク解析レイヤ内または異なるレイヤ間で実行できます。たとえば、OD コスト マトリックスの起点と終点をストップ クラスへコピーすれば、最短経路のルート案内を作成できます。また、到達圏解析で得られたポリゴンをコピーし、ルート解析のコスト係数指定ポリゴン バリアに貼り付けることができます。
手順:
- [Network Analyst] ウィンドウが表示されていない場合は、[Network Analyst] ツールバーの [Network Analyst ウィンドウ] ボタン をクリックします。
-
コピーするネットワーク解析オブジェクトを選択します。
選択するオブジェクトはすべて同じネットワーク解析クラスに属している必要があります。複数のクラスのオブジェクトを選択する場合は、この手順をクラスごとに繰り返してください。
- Network Analyst ウィンドウで、選択したオブジェクトが属しているネットワーク解析クラスを右クリックし、[コピー] をクリックします。
- コピー先のネットワーク解析クラスが他の解析レイヤにある場合は、Network Analyst ウィンドウのドロップダウン メニューでそのレイヤを選択してアクティブにします。
-
オブジェクトのコピー先となるネットワーク解析クラスを右クリックして、[貼り付け] をクリックします。
貼り付け先のクラスは、オブジェクトのコピー元クラスと同じジオメトリであることが条件となります。たとえば、コピー元クラスがポイント ジオメトリの場合、ポイント ジオメトリのクラスにのみ貼り付けることができます。
事前に ArcMap を開き、ネットワーク データセットを追加して、ネットワーク解析レイヤを作成しておきます。さらに、その解析レイヤにネットワーク解析オブジェクトを配置した状態で以下の手順に従います。
5/28/2014