グローバル ターンの確立
注意:
グローバル ターン遅延エバリュエータは ArcGIS 9.3 以降のジオデータベースでのみ使用できます。
[グローバル ターン遅延エバリュエータ] ダイアログ ボックスには、ArcCatalog または ArcMap の [ネットワーク データセット プロパティ] ダイアログ ボックスからアクセスすることができます。
手順:
- [ネットワーク データセット プロパティ] ダイアログ ボックスを開きます。
- [属性] タブをクリックします。
- 時間ベースの単位(たとえば、秒や分)を持つコスト属性を選択します。
-
[エバリュエータ] をクリックします。
[エバリュエータ] ダイアログ ボックスが表示されます。
- [デフォルト値] タブをクリックします。
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[ターン] エレメント行の [種類] から [グローバル ターン遅延] を選択します。
ネットワーク データセットでターンが有効になっていない場合、[グローバル ターン遅延] オプションは利用できません。ターンは [新規ネットワーク データセット] ウィザードでのみ有効にできるため、ネットワーク データセットを削除して再作成するか、または別のネットワークを作成する必要があります。
-
[エバリュエータ プロパティ] ボタン をクリックします。
次の図で最後の 3 つのステップを確認します。
[グローバル ターン遅延エバリュエータ] ダイアログ ボックスが表示されます。
- [グローバル ターン遅延エバリュエータ] ダイアログ ボックスの [ターン角度] セクションでデフォルト値を使用するか新しい値を入力して、直進および逆ターンの定義方法を選択します。
- ネットワーク データセットが階層属性を持っている場合、ターン操作に関係する 2 つのエッジの道路クラスに基づいてペナルティを割り当てることができます。[道路クラス] をクリックして、[グローバル ターン エバリュエータ道路クラス範囲] ダイアログ ボックスを表示します。
- ダイアログ ボックスを使用して階層レベルを 3 つのクラス(生活道路、一般道路、幹線道路)に分類します。
- [OK] をクリックします。
- ダイアログ ボックス下部のテーブルのターン種類ごとに、ターン ペナルティ値を [秒] 列に入力します。
-
[OK] をクリックします。
[グローバル ターン遅延エバリュエータ] ダイアログ ボックスが閉じます。
-
[OK] をクリックします。
[エバリュエータ] ダイアログ ボックスが閉じます。
-
[OK] をクリックします。
[ネットワーク データセット プロパティ] ダイアログ ボックスが閉じます。
これで、上記で指定した時間属性を使用してネットワーク データセットに対して実行されるネットワーク解析に、グローバル ターン遅延エバリュエータのターン ペナルティが含まれるようになります。
注意:
グローバル ターン遅延エバリュエータを無効にするには、ステップ 6 の手順でエバリュエータの種類を [グローバル ターン遅延] から [定数] に変更し、値を 0 に設定します。
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5/28/2014