ラスタから netCDF データへのエクスポート
ラスタまたはラスタ カタログを netCDF ファイルにエクスポートできます。ラスタ セル値は netCDF 変数としてエクスポートされます。経度と緯度(x 座標値と y 座標値)は、座標変数としてエクスポートされます。
シングル バンド ラスタはランク 2 の変数としてエクスポートされます。これは、x 座標と y 座標を表す 2 つのディメンションがあることを意味します。マルチバンド ラスタは、さまざまなバンドを表すための追加ディメンションとともにエクスポートされます。ラスタ カタログのフィールドは、追加ディメンションとしてエクスポートされます。
[ラスタ → NetCDF(Raster to NetCDF)] ツールは、常に新しい netCDF ファイルを作成するか、既存の netCDF ファイルを上書きします。既存の netCDF ファイルへの追加は行いません。
手順:
- [検索ウィンドウ] ボタン またはタブをクリックします。
- [ツール] をクリックします。
- テキスト ボックスに「ラスタ → NetCDF」と入力し、[検索] をクリックします。
- 結果リストで [ラスタ → NetCDF(Raster to NetCDF)] をクリックして、このツールを開きます。
- [入力ラスタ] テキスト ボックスに名前を入力します。または、参照ボタンをクリックして、入力ラスタを選択します。
- [出力 netCDF ファイル] に名前を入力します。または、デフォルト設定をそのまま使用します。
- [変数] テキスト ボックスに変数名を入力します。または、デフォルト設定をそのまま使用します。
- [変数の単位] に単位を入力するか、空のままにしておきます。
- [X ディメンション] にディメンション名を入力するか、デフォルト設定をそのまま使用します。
- [Y ディメンション] にディメンション名を入力するか、デフォルト設定をそのまま使用します。
-
[バンド ディメンション] にディメンション名を入力するか、デフォルト設定をそのまま使用します。
このパラメータは、マルチバンド ラスタ入力にのみ適用されます。
- 入力がラスタ カタログの場合は、[ディメンションに使用するフィールド] のドロップダウン矢印をクリックし、[変数] パラメータで指定した変数のディメンションにするフィールドを選択します。
- 追加したフィールドの横にある [ディメンション] 列をクリックして、ディメンション名を入力します。または、デフォルト設定をそのまま使用します。
- 追加したフィールドの横にある [単位] 列をクリックして、単位を入力します。または、空のままにしておきます。
- ステップ 12 ~ 14 を繰り返して、その他のフィールドを追加します。
- [OK] をクリックします。
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5/10/2014