ArcMapでのバージョンの変更

ArcMap では、[バージョンの変更] ダイアログ ボックスを使用して任意のバージョンを表示したり、バージョンを切り替えたりすることができます。

ArcSDE ジオデータベースから ArcMap に最初にデータを追加するときは、[データベース接続] ダイアログ ボックスで指定したバージョンからデータが取得されます。その後、表示したいバージョンに変更することができます。

表示するバージョンを変更すると、マップ上に表示されているそのジオデータベースのすべてのフィーチャクラスが、変更先のバージョンの状態に変更されます。これにより、フィーチャクラス間の相違点の表示や 2 つのバージョンの解析を簡単に行うことができます。

バージョンを変更するには、[バージョニング] ツールバーを使用する方法とコンテンツ ウィンドウを使用する方法があります。コンテンツ ウィンドウからバージョンを変更する場合は、次の手順を実行してください。

手順:
  1. コンテンツ ウィンドウで [ソース別にリスト] ボタン ソース別にリスト をクリックして、バージョン ワークスペースを右クリックします。

    バージョン ワークスペースは、ArcSDE ジオデータベース接続です。

  2. [バージョンの変更] をクリックします。

    [バージョンの変更] ダイアログ ボックスが表示されます。

  3. 表示するバージョンを選択します。
    • トランザクション バージョンに変更するには、[トランザクション] タブまたは [ツリー ビュー] タブからバージョンを選択します。
    • 履歴マーカーまたは特定の日時に変更するには、[履歴] タブをクリックし、定義済みの履歴マーカーを選択するか、または特定のデータベースの日時を設定します。
  4. [OK] をクリックします。

選択したバージョンが、ArcMap ドキュメントに表示されるようになりました。これは、バージョン ワークスペースの名前に反映されます。

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5/10/2014