既存のラインからのルートの作成について
既存のラインからルートを作成するには、[リニア リファレンス] ツールボックスの [ルートの作成] ツールを使用します。
サポートされているいずれかの形式を入力フィーチャとして使用できます。これには、カバレッジ、シェープファイル、パーソナル、ファイル、エンタープライズ ジオデータベース、CAD データがあります。
入力用として選択した複数のライン フィーチャをマージして、1 つのルートを作成します。ソース データセットで、各ライン フィーチャのルート ID が含まれているフィールドを指定する必要があります。同じルート ID を持つフィーチャがマージされ、ルート フィーチャクラスのマルチパート ラインが作成されます。
入力ライン フィーチャがマージされる際、次の 3 つの方法のいずれかによってルート メジャー値が求められます。
- 入力フィーチャの幾何学的長さに基づいて、累積メジャー値を求めます。
- メジャー値フィールドに格納されている値を使用して、累積メジャー値を求めます。
- 始点メジャー値フィールドと終点メジャー値フィールドの値に基づいてメジャーを設定します。
最初の 2 つの方法では、出力ルートが分断している場合にメジャー値を連続させるかどうかを選択できます。
さらに、最初の 2 つの方法では、始点メジャー値の座標優先度を指定することで、ルートにメジャーを割り当てる方向を制御できます。座標の優先度として、左上、右上、左下、または右下を指定できます。これらのオプションは、マージして 1 つのルートにする複数の入力フィーチャに外接する四角形によって決まります。
出力ルートはシェープファイルまたはジオデータベース フィーチャクラスに書き込むことができます。
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5/10/2014