WFS サービスの操作
OGC(Open Geospatial Consortium, Inc.)の WFS(Web Feature Service)は、Web 上で地理フィーチャを処理するための標準プロトコルです。WFS を使用してエンコードおよび転送される GIS フィーチャ情報には、ジオメトリ属性値とフィーチャ属性値の両方が含まれます。
WFS のフィーチャ情報は GML(Geography Markup Language)を使用してエンコードされます。GML は、XML を使用した地理情報の表現に使用されています。GML Simple Features プロファイルは、ArcGIS での使用が推奨されており、ArcGIS における WFS サポートの基盤です。
基本的な Web フィーチャ サービスでは、フィーチャの検索と取得がサポートされます。トランザクション Web フィーチャ サービス(WFS-T と呼ばれます)によって、フィーチャの作成、削除、および更新が可能になります。
ArcGIS では、比較的簡単に WFS サービスの直接使用ができます。WFS サービスは、フィーチャクラスを操作する場合と同様に使用することができます。フィーチャクラスを使用できる場所であればどこでも、通常は WFS サービスの名前で置換することができます。たとえば、WFS サービスをデータ ソースとして使用して、ArcMap にマップ レイヤを追加することができます。
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5/10/2014