ArcGIS クライアントから SQL Server のジオデータベースへのダイレクト コネクションの互換性

データベースとのダイレクト コネクションに対して互換性のある ArcGIS クライアントとエンタープライズ ジオデータベースの各バージョンの対応関係は、使用されるリリースに応じて異なります。ジオデータベースを持つデータベースへのダイレクト コネクションを使用することで、クライアントおよびジオデータベースが相互運用可能となる条件を、次の表にまとめます。

9.3.x のジオデータベース

10 のジオデータベース

10.1 のジオデータベース

10.2.x のジオデータベース

9.3.x のクライアント

サポート

10 のクライアント

サポート

DBMS は SQL Server 2005 または 2008 でなければなりません。

サポート

サポート

DBMS は SQL Server 2008 または 2008R2 でなければなりません。

サポート

DBMS は SQL Server 2008 または 2008R2 でなければなりません。

10.1 のクライアント

サポート

DBMS は SQL Server 2008 でなければなりません。

サポート

DBMS は SQL Server 2008 または 2008R2 でなければなりません。

サポート

DBMS は SQL Server 2008 、2008R2、または 2012 でなければなりません。

サポート

DBMS は SQL Server 2008 、2008R2、または 2012 でなければなりません。

10.2.x のクライアント

サポート

DBMS は SQL Server 2008 でなければなりません。

サポート

DBMS は SQL Server 2008 または 2008R2 でなければなりません。

サポート

DBMS は SQL Server 2008 、2008R2、または 2012 でなければなりません。

サポート

DBMS は SQL Server 2008 、2008R2、または 2012 でなければなりません。

クライアントとジオデータベース バージョン間の互換性

ArcGIS for iOS または ArcPad などの ArcGIS for Server サービスに接続するクライアントを使用している場合、ジオデータベースのクライアントは実際には ArcGIS for Server であることに注意してください。この場合、ArcGIS for Server およびジオデータベースのバージョンに互換性があることを確認してください。

新しいクライアントから古いリリースのジオデータベースへ接続することにより、クライアントのアップグレードと同時にジオデータベースをアップグレードすることなく、ジオデータベースを使用することができます。お使いの環境で、クライアント インストールのリリースを混在させることもできます。たとえば、ある部門が 10.2 で使用できるように更新されていない カスタム アプリケーションを使用する場合、ジオデータベースを 10 リリースで維持し、この部門のユーザを 10 リリース のクライアントで維持したまま、組織の他のクライアントをアップグレードすることができます。ただし、ジオデータベースがアップグレードされるまで、10 のクライアントは 10.2 ジオデータベースの新機能を使用できないことに注意してください。

混在したバージョンの接続に関するルール

混在したバージョンの接続を使用するかどうかを判断する際は、次の点に留意してください。

5/10/2014