DB2 のジオデータベース管理者
IBM DB2 のジオデータベース管理者は、sde という名前のオペレーティング システム アカウントです。
このアカウントは、次の管理を担当します。
- ArcSDE ジオデータベースのシステム テーブル、トリガ、プロシージャ
- ArcSDE サービス(使用されている場合)
- ジオデータベース バージョン
ジオデータベース管理者は、ArcSDE ジオデータベースのシステム ファイル、ディレクトリ、およびテーブルをすべて所有します。このため、既存の空間対応の DB2 データベース内でジオデータベースを有効にする前に、ジオデータベース管理者アカウントを作成する必要があります。データベース管理者(DBA)は、sde アカウントを作成し、データベースにアクセスし、データベース内にジオデータベースを作成するために必要な権限を付与します。
ジオデータベース管理者とスキーマ
ジオデータベース管理者とそのスキーマは、ArcSDE ジオデータベース リポジトリの管理と格納にのみ使用することが推奨されます。フィーチャクラスやラスタ データセットなどのデータ オブジェクトの格納には、別のユーザ スキーマを作成するべきです。ジオデータベース管理者の格納領域にシステム テーブルのみを格納する方法に従うと、ArcSDE の管理が容易になり、データベースからジオデータベースを削除する場合に作業が簡単になります。
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5/10/2014