ArcSDE ログ ファイル タイプの使用順序

次の図に、ArcSDE がログ ファイル テーブルの使用を試みる順序を示します。

ログ ファイル テーブルの使用についてのフローチャート
ArcSDE が各タイプのログ ファイル テーブルを使用する順序

DBMS のデフォルトのログ ファイル設定を使用することをお勧めしますが、ログ ファイルのコンフィグレーション パラメータを変更する場合は、最終的に一度に複数のログ ファイル タイプを使用する状況があることに注意してください。たとえば、次のパラメータを設定します。

MAXSTANDALONELOGS=20

ALLOWSESSIONLOGFILE=true

LOGFILEPOOLSIZE=0

20 のログ ファイルすべてが使用中の場合、別のログ ファイルの要求が発生すると、セッションベースのログ ファイルが使用されます。

SQL Server データベースで次のように設定している場合は、セッションベースのログ ファイル テーブルが tempdb に作成されます。

MAXSTANDALONELOGS=20

ALLOWSESSIONLOGFILE=true

LOGFILEPOOLSIZE=0

SESSION_TEMP_TABLE=1

同様に、次のような設定で、同時に 15 のログ ファイルが必要になった場合は、プールにある 10 のログ ファイル テーブルがすべて使用され、さらに 5 つの共有ログ ファイルが作成されます。

MAXSTANDALONELOGS=0

ALLOWSESSIONLOGFILE=true

LOGFILEPOOLSIZE=10

SQL Server データベースで同じ設定を行い、さらに SESSION_TEMP_TABLE を 1 に設定すると、プールにある 10 のログ ファイル テーブルがまず使用され、続いて 5 つのセッションベース ログ ファイル テーブルが tempdb に作成されます。

5/10/2014