IBM z/OS での sde ユーザおよびユーザ グループの作成
ArcSDE コンポーネントをインストールするには、z/OS の RACF で TSO(Time Sharing Option)にアクセスできる主認証 ID(デフォルトで sde)を作成する必要があります。RACF を使用してユーザを作成する方法については、z/OS の管理マニュアルをご参照ください。
ユーザ特権の管理を簡単にするために、二次認証 ID(z/OS 上の RACF のユーザ グループ)の使用をお勧めします。z/OS で二次認証 ID を有効にする必要があります。二次認証を有効にする方法については、z/OS のマニュアルをご参照ください。
GIS データと ArcSDE ジオデータベースを管理するユーザのみが、sde ユーザとしてログインするようにします。その他の ArcGIS ユーザは、sde 以外のアカウントを使用して接続するようにしてください。
手順:
- RACF を使用して、システムに sde という名前のスタンドアロン ユーザ アカウントを作成します。
- RACF を使用して、z/OS 上に sdeusers などのユーザ グループを作成します。このためには、VM14 のグループの名前を EC に送信します。
- RACF を使用して、sde ユーザを sdeusers グループに追加します。
ArcSDE コンポーネントをインストールした Windows クライアント コンピュータからジオデータベースに管理者ユーザとして接続するには、サーバへの接続で指定した同じ名前(sde)の ローカル Windows ユーザが、クライアント コンピュータに存在している必要があります。このユーザに特別な権限は必要ありません。ローカル ユーザの作成方法については、Microsoft Windows のドキュメントをご参照ください。
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5/10/2014