空間インデックスの保持(環境設定)

空間インデックスの保持の環境を反映するツールは、設定に応じて、ArcSDE フィーチャクラスの空間インデックスを削除して再作成するか、それを保持して更新します。

空間インデックスの保持の設定により、既存のフィーチャクラス内のデータを挿入、更新、または削除するジオプロセシング操作([アペンド(Append)] および [フィーチャの削除(Delete Features)] など)の間に、ArcSDE フィーチャクラスの空間インデックスをどのように管理するかを制御することができます。False に設定すると、ターゲットのフィーチャクラスの空間インデックスは、挿入、更新、または削除操作の前に削除されます。空間インデックスは、処理が完了したときに再作成されます。True に設定すると、出力フィーチャクラスの空間インデックスは、処理の開始前に削除されません。挿入、更新、または削除操作の間はそのまま保持され、後で自動的に更新されます。更新対象のフィーチャクラスが空間インデックスを持たない場合は、空間インデックスに関しては何も行われず、空間インデックスが追加されることもありません。ArcSDE 空間インデックスの詳細については、「空間グリッド インデックス」をご参照ください。

使用に関する注意

ダイアログの構文

スクリプトの構文

arcpy.env.maintainSpatialIndex = boolean_option

パラメータ

説明

boolean_option

True の場合、空間インデックスはそのまま保持され、処理後に更新されます。

False の場合、空間インデックスは処理前に削除され、終了時に再作成されます。これがデフォルトです。

maintainSpatialIndex の構文

スクリプト例

import arcpy

# Set the mainttainSpatialIndex environment to True
arcpy.env.maintainSpatialIndex = True
5/10/2014