ラスタの統計情報(環境設定)

ラスタの統計情報の環境を反映するツールは、出力ラスタ データセットの統計情報の作成方法を制御します。

[統計情報] オプションを使うと、出力ラスタ データセットの統計情報を構築することができます。ラスタ データセットによって ArcMap または ArcCatalog で、コントラスト ストレッチの適用やデータの分類などの特定のタスクを実行するには、統計情報が必要です。統計情報を作成する必要はありません。統計情報は、最初に必要になった際に、まだ計算されていなければ計算されるからです。ただし、統計情報を必要とする特定の機能を使用する場合は、ラスタ データセットを使用する前に統計情報を計算しておくことをお勧めします。

使用上の注意

ダイアログの構文

スクリプトの構文

arcpy.env.rasterStatistics = "calculate_statistics {x_skip_factor} {y_skip_factor} {statistics_ignore_value}"

パラメータ

説明

calculate_statistics(必須)

統計情報を計算するときは STATISTICS を、それ以外の場合は NONE を指定します。

x_skip_factor(オプション)

X 軸のスキップ ファクタ。

y_skip_factor(オプション)

Y 軸のスキップ ファクタ。

statistics_ignore_value(オプション)

背景値など、統計情報の計算に関与しない 1 つまたは複数の除外値。複数の値はスペースで区切って指定します。

rasterStatistics の構文
import arcpy

# Statistics using a skip factor of 100 for x and y, and 
# ignore values of 0 and 255.
arcpy.env.rasterStatistics = 'STATISTICS 100 100 (0 255)'

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5/10/2014