フィールド競合フィルタの追加（Add Field Conflict Filter） (データ管理)
サマリ
ジオデータベース テーブルまたはフィーチャクラスの所定のフィールドに対するフィールド競合フィルタを追加します。
フィールド競合フィルタは、バージョン対応のテーブルまたはフィーチャクラスに適用し、親バージョンと子バージョンで同じ属性が更新されるときに競合が識別されるのを防ぐことができます。フィールド競合フィルタは、競合が属性によって定義されているリコンサイルにのみ適用されます。
使用法
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次のフィールドでは、フィールド競合フィルタがサポートされていません。ObjectID、BLOB、形状などのジオメトリを格納するフィールド、サブタイプ フィールド、有効な補助役割などのネットワーク関連フィールド、ウェイト フィールド、編集情報の記録用フィールド。
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ツール ダイアログから実行する場合は、すでにフィルタが適用されているフィールドおよびサポートされていないフィールドは表示されません。
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ArcPy 関数 arcpy.da.ListFieldConflictFilters() を使用すると、フィルタが適用されているフィールドを特定できます。
レガシー:構文
| パラメータ | 説明 | データ タイプ |
table |
競合フィルタとして追加する 1 つまたは複数のフィールドを含むテーブルまたはフィーチャクラス。 | Feature Layer; Table View |
fields [fields,...] |
競合フィルタとして追加するフィールドまたはフィールドのリスト。 | Field |
コードのサンプル
次の Python ウィンドウは、AddFieldConflictFilter（フィールド競合フィルタの追加）をイミディエイト モードで使用して、フェーズ フィールドに 1 つの競合フィルタを追加する方法を示しています。
import arcpy
from arcpy import env
env.workspace = "Database Connections/airport.sde"
arcpy.AddFieldConflictFilter_management("Primary_UG", "phase")
次の Python ウィンドウ スクリプトは、AddFieldConflictFilter（フィールド競合フィルタの追加）をイミディエイト モードで使用して、複数のフィールドに一度に競合フィルタを追加する方法を示しています。
import arcpy
from arcpy import env
env.workspace = "Database Connections/airport.sde"
arcpy.AddFieldConflictFilter_management("Primary_UG", ["phase","material"])