削除(Delete) (データ管理)

ライセンス レベル:BasicStandardAdvanced

サマリ

ディスクからデータを永続的に削除します。ArcGIS でサポートされるすべてのタイプの地理データ、およびツールボックスとワークスペース(フォルダ、ジオデータベース)を削除できます。指定のアイテムがワークスペースの場合は、含まれているすべてのアイテムも削除されます。

使用法

構文

Delete_management (in_data, {data_type})
パラメータ説明データ タイプ
in_data

削除する入力データ。

Data Element; Graph; Layer; Table View
data_type
(オプション)

入力データ エレメントのデータ タイプ。データ タイプは情報提供の目的で表示され、変更することはできません。

String

コードのサンプル

Delete(削除)の例(Python ウィンドウ)

次の Python ウィンドウ スクリプトは、イミディエイト モードで Delete(削除)関数を使用する方法を示しています。

import arcpy
from arcpy import env

env.workspace = "C:/data"
arcpy.Copy_management(("majorrds.shp"), "majorrdsCopy.shp")
arcpy.Delete_management("majorrdsCopy.shp")
Delete(削除)の例 2(スタンドアロン Python スクリプト)

次の Python スクリプトは、スタンドアロン スクリプトで Delete(削除)関数を使用する方法を示しています。

# Name: Delete_Example2.py
# Description: Delete majorrdsCopy.shp 

# Import system modules
import arcpy
from arcpy import env

# Set workspace
ENV.workspace = "C:/data"

# Set local variables
in_data0 =  "majorrds.shp"
out_data =  "majorrdscopy.shp"
data_type = ""

# Execute Copy
arcpy.Copy_management(in_data, out_data, data_type)

# Execute Delete
arcpy.Delete_management(out_data, data_type)
Delete(削除)の例 3(Python ウィンドウ)

[削除(Delete)] ツールを使用して、インメモリ ワークスペースを削除できます。インメモリ ワークスペースを削除すると、そのワークスペース内のすべてのデータセットが削除されます。ただし、インメモリ ワークスペースは残るため、引き続きそのワークスペースに対して書き込みできます。

import arcpy

arcpy.Delete_management("in_memory")

環境

このツールはジオプロセシング環境を使用していません

関連トピック

ライセンス情報

ArcGIS for Desktop Basic: ○
ArcGIS for Desktop Standard: ○
ArcGIS for Desktop Advanced: ○
7/28/2014