カバレッジのクリーン
このトピックは、ArcGIS for Desktop Standard および ArcGIS for Desktop Advanced にのみ該当します。
カバレッジのクリーンを使用する際には、必要なフィーチャが誤って削除されないように、適切なファジー許容値を割り当てることが重要になります。ファジー許容値、ダングル許容値、およびカバレッジに関するその他の許容値は、[カバレッジ プロパティ] ダイアログ ボックスの [許容値] タブを使用して、あらかじめ設定しておくことができます。詳細については、「カバレッジ許容値」をご参照ください。
注意:
地理座標系のカバレッジには [クリーン(Clean)] ツールを実行しないでください。地理座標系のカバレッジは、十進経緯度、十進秒、ラジアンなどの単位を持ちます。これらの単位は角度を測定するために設計されており、距離を測定するためのものではありません。それらは球面座標系を表すため、[クリーン(Clean)]、[バッファ(Buffer)]、[ユニオン(Union)] などのツールや、その他すべてのオーバーレイ処理が対応する 2 次元平面座標系と混同しないように注意してください。先に、地理範囲を適切に投影し、角度単位を使用する経緯度をフィート、メートル、キロメートルなどの直線単位を使用する 2 次元平面座標系に変換する必要があります。カバレッジ座標の作成または変更には、ArcInfo Workstation の ArcEdit を使用してください。
手順:
- ArcCatalog で、クリーンしたいカバレッジを右クリックして、[プロパティ] をクリックします。
- [一般] タブをクリックします。
- [クリーン] をクリックします。
- 必要に応じて、ファジー許容値とダングル許容値を [クリーン] ダイアログ ボックスに入力します。
- 必要に応じて、[ラインのみ] チェックボックスをオンにします。
- [クリーン] ダイアログ ボックスで [OK] をクリックします。
- [OK] をクリックします。
ヒント:
[クリーン(Clean)] ツールを使用してカバレッジをクリーンすることも可能ですが、このジオプロセシング ツールを使用するには Advanced ライセンスが必要です。
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5/10/2014