抽出ツールセットの概要

このトピックは、ArcGIS for Desktop Advanced にのみ該当します。

カバレッジ内のフィーチャまたはフィーチャの一部を選択し、それらのフィーチャを含む新規のカバレッジを作成するために使用されるツールを備えています。

[クリップ] および [スプリット] はどちらもポリゴン カバレッジを使用して、どのフィーチャを新規カバレッジに抽出するかを決定します。[クリップ] を使用するときは、最も外側のポリゴンがフィーチャを抽出します。[スプリット] を使用すると、特定のポリゴン属性フィールド(アイテム)を識別して、いくつかの異なる出力カバレッジにフィーチャを抽出できます。出力カバレッジの数は、スプリット フィールドの一意の値の個数で決まります。

[選択] は、属性値に基づいて入力カバレッジからフィーチャを抽出します([選択] は、[ARC/INFO Reselect] コマンドに似ています)。

入力カバレッジ フィーチャとして、ポリゴン、ライン、またはポイントを指定できます。

出力カバレッジは、入力カバレッジと同じベクタ形式(ポイント、ライン、ポリゴンなど)を持ち、トポロジを構築し、入力カバレッジと同じフィーチャ属性情報を持ちます。

抽出ツール

ツール

説明

クリップ

クリップ カバレッジの外側ポリゴンの境界を「抜き型」として使用して、入力カバレッジからフィーチャと属性を切り出します。

選択

選択したフィーチャを入力カバレッジから抽出し、それらを出力カバレッジに保存します。

スプリット

入力カバレッジを複数のカバレッジに分割します。

[抽出] ツールセットのツール
5/10/2014