E00 からインポート(Import from E00) (変換)

ライセンス レベル:BasicStandardAdvanced

サマリ

ArcInfo Workstation 交換ファイル(*.e00)をインポートします。交換ファイルは、カバレッジ、INFO テーブル、AML マクロなどのテキスト ファイル、およびその他の ArcInfo ファイルを転送するために使用されます。カバレッジ、グリッド、および TIN の場合、交換ファイルには該当する INFO テーブルの情報を含むすべての情報が格納されます。交換ファイルは、「.e00」というファイル接尾辞で指定されます。これは、*.e00 ファイルをインポートする ArcView GIS バージョンのユーティリティです。

使用法

構文

ImportFromE00_conversion (Input_interchange_file, Output_folder, Output_name)
パラメータ説明データ タイプ
Input_interchange_file

ArcInfo Workstation は変換するためにファイルを交換します。このファイル名には、スペースを含めることができません。

File
Output_folder

出力を作成する場所。

Folder
Output_name

出力の名前。この文字列には、スペースを含めることができません。同じ名前の出力がすでに存在している場合、ジオプロセシングの出力の上書き設定が true に設定されていても、ツールはこれを上書きしません。

String

コードのサンプル

ImportFromE00(E00 からインポート)の例(Python ウィンドウ)

次の Python ウィンドウ スクリプトは、ImportFromE00(E00 からインポート)ツールをイミディエイト モードで使用してカバレッジをインポートする方法を示しています。

import arcpy
from arcpy import env
env.workspace = "C:/data"
arcpy.ImportFromE00_conversion("citylim.e00", "C:/output", "citylim")
ImportFromE00(E00 からインポート)の例 2(スタンドアロン スクリプト)

次のスタンドアロン スクリプトは、ArcInfo 交換ファイルからファイルをインポートする方法を示しています。

この例では、*.e00 ファイルには aml が格納されており、同じ名前の aml が出力フォルダにすでに存在します。このスクリプトは、まず既存の aml を検出し、削除してから、それを *.e00 ファイルからインポートすることで置換します。

# Name: ImportFromE00_Example2.py
# Description: Imports an e00 file that is known to contain an aml file.

# Import system modules
import arcpy
from arcpy import env
import os

# Set environment settings
env.workspace = "C:/data"

# Set local variables
importE00File = "flowaml.e00"
outDirectory = "C:/output"
outName = "flowtool.aml"

# Delete pre-existing output
if env.overwriteOutput :
    if os.path.exists(outName):
        os.remove(outName)

# Execute ImportFromE00
arcpy.ImportFromE00_conversion(importE00File, outDirectory, outName)

環境

関連トピック

ライセンス情報

ArcGIS for Desktop Basic: ○
ArcGIS for Desktop Standard: ○
ArcGIS for Desktop Advanced: ○
7/28/2014