テリトリー デザイン ソリューションのインポート
[テリトリー デザイン ソリューションのインポート] では、テリトリー ソリューションが元の人口統計データセットから新規のデータセットに変換されるか、テリトリー ソリューションが更新されます。このコマンドは、基本単位レイヤの変更などの目的にも幅広く使用できます。たとえば、郵便番号レイヤに基づくテリトリーでテリトリー ソリューションを作成し、すべての設定を含んで、詳細度の高いまたは詳細度の低い基本単位レイヤ(町丁字等や市町村など)に基づく新規ソリューションに変換できます。基本単位レイヤごとに異なる投影を設定することができます。
新規のテリトリー ソリューションには、元のソリューションの設定がほとんどすべて含まれます。以下の項目は、元のソリューションからコピーされません。
- テリトリー ソリューション レイヤのサマリ情報。新規のテリトリー ソリューションの名称は、テリトリー作成タイプに関してテリトリー デザイン ソリューションからインポートされたものになります。
- テリトリー シンボル(色)
- テリトリー デザイン サービス レイヤ(制限項目やバリアなど)の名前
- テリトリー デザイン レイヤ内で破棄されたレイヤ
- 一部の変数(元の基本単位レイヤには存在するが、新規のソリューションに存在しないフィールドに基づく変数)
元のソリューションにインポートされた変数が含まれている場合、その変数は新規のソリューションにインポートされます。テリトリーのインポートを中止する場合は、インポート処理中に [キャンセル] をクリックします。
このツールでは、新規の基本単位レイヤ上でフィーチャを検索するために、元のテリトリー ソリューションから継承したテリトリーの形状が使用されます。新規の基本単位レイヤのフィーチャがテリトリーに割り当てられるのは、50 パーセント以上がテリトリーと交差している場合に限ります。フィーチャが複数のテリトリーと交差しており、交差の合計が 50 パーセント以上の場合は、交差部分が最も大きいテリトリーにそのフィーチャが割り当てられます。
5/20/2014