分析範囲の設定

分析範囲は、Business Analyst が地理境界によって分析を制限するエリアを指定します。たとえば、顧客を基にした商圏をオレゴン州ポートランドに作成するときに、顧客の場所がマップ上で全国に分散している場合は、分析範囲をポートランドに設定することができます。この分析では、ポートランド内の顧客の場所のみが考慮されます。これは、大量のデータをマップに追加したときに、狭い地理的エリアを定義することによって作業を集約化する場合に便利です。また、目標物を検索する場合にも利用できます。分析範囲を全国に設定すると、国中のすべての企業が返されます。代わりに、分析範囲を 1 つの郡の分析範囲に設定すると、その郡だけを対象にして目標物が返されます。

分析範囲と他の分析範囲が [分析範囲の設定] メニューに表示されます。一度に有効にできる分析範囲は 1 つだけです。

分析範囲は、実際の地理境界でも、仮想境界でもかまいません。地理境界の例としては、調査エリア、リング、またはあらゆるタイプの範囲フィーチャクラスまたはレイヤなどがあります。仮想境界は、現在のマップ ビューまたはマップ全体として定義されます。これらのオプションを選択すると、分析が限定されますが、実際の地理境界は分析に使用されなくなります。

[ジャンプ] ブックマークを使用すると、州や都市圏などのエリアに簡単にズームできます。分析範囲は、これらの場所に基づき、ブックマークされたエリアとマップ全体の周辺エリアに設定されます。

5/20/2014