運転時間の設定
[運転時間] タブを使用して、時刻オプション、表示する速度単位、制限(ハードまたはソフト)、到達圏アルゴリズム、およびスナップ許容値オプションを選択します。
注意:
StreetMap Premium を使用している場合、[移動手段] ドロップダウンから速度規制を読み取ることができず、[速度単位] ドロップダウンから速度単位を読み取ることもできません。StreetMap Premium は、ルート検索機能の開発で履歴交通データを利用しています。
手順:
- 時刻オプションを設定するには、[Time of Day Options] ドロップダウン メニューをクリックして、時刻と、曜日または特定の日を選択します。
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到達圏アルゴリズムを選択します。[Standard Drive Times (Fastest)] または [Detailed Drive Times] を選択できます。これによって、道路距離/時間商圏や限界値商圏/到達圏などの該当するウィザードで、到達圏アルゴリズムの種類がグローバルに設定されます。
- Standard Drive Times (Fastest) - このアルゴリズムは、問題を解く際に、ネットワーク データセットの階層を使用します。これにより解析の過程で検索する必要のある道路の数が低減するため、到達圏レイヤの解析が非常に高速になりました。単純化されたポリゴンは高速に生成されます。末端部分以外では適度な精度もあります。ポリゴンを単純化すると、島状の未到達のエレメントがカバーされます。
- Detailed Drive Times - このアルゴリズムは、階層を持たないネットワーク データセットを使用します。詳細なポリゴンによって、到達圏がより正確にモデル化されます。詳細ポリゴンは単純化ポリゴンより生成に時間がかかると考えてください。
- Business Analyst Online API - このアルゴリズムは、問題を解く際に、ネットワーク データセットの階層を使用します。単純化されたポリゴンは高速に生成されます。末端部分以外では適度な精度もあります。
格子状の道路網を持つ市街地に到達圏を生成する場合、単純化されたポリゴンと詳細なポリゴンの違いはあまりありません。山間部や地方の道路では、一般的に、単純化されたポリゴンよりも詳細なポリゴンのほうがはるかに高い精度を提供します。
- 必要に応じて、道路ネットワークのスナップ許容値を変更します。ポイントが道路セグメントにスナップされる場所の最小距離と最大距離を設定します。たとえば、サイト調査ポイントを既存の道路が存在しない新しい開発地の近くに配置した場合、そのポイントは選択した許容値の範囲内の最も近い道路セグメントにスナップされ、分析が開始されます。
- [OK] をクリックして設定を保存するか、別のタブをクリックしてその他の設定を行います。
5/20/2014